急速な高度情報化により、職場および家庭において、情報機器であるパソコンはなくてはならないものになりました。そして、このパソコンが心身に与える影響が社会問題にもなってきています。
しかし、有害電磁波による過敏症の方やVDT症候群の方以外は初期症状である肩こり、頭痛、神経過敏、睡眠障害が長時間のIT業務や環境下における影響とは思わないことが一番の問題点です。
なお、パソコンなどのコンピュータ機器による障害は、1984年(昭和59年)アメリカの心理学者クレイグ・ブロードが、サンフランシスコ郊外のシリコンバレーで「テクノストレス症候群」として命名したのが始まりです。
今後はIT企業のみならずパソコンや携帯電話は益々機能性などが進化し、普及することが予想されます。
そこでコンピューターウイルス対策などは強化されても、有害電磁波の研究やパソコン病(テクノストレス症候群)の対策は国は遅れをとっていると言わざるを得ません。
いま、パソコン病が誘因となってうつ兆候に、そして最終的に新型うつ病(軽症うつ)になるケースが増加傾向となっていますが、残念ながら確実に防止できる予防法はありません。
かといって抗うつ薬など薬物療法はいささか抵抗があります。なぜなら、新型うつ病はうつの自覚が乏しく、頸筋性うつとして身体症状がさきに出現するからです。
よって、なるべくうつ兆候になる前の段階で右脳優位にさせ脳内ホルモンを分泌させやすい自然療法の開発が重要対策キーワードとなります。
そのヒントは疲労している脳に対してα波共鳴振動を発生させる刺激装置(米国製コンピュータアジャスター)の応用にあることを、岩崎アンチエイジングメソッドクラブが着目し研究を続けた結果、 右脳開発 α波共鳴振動刺激「上部頸椎ストレス解放テクニック」を昨年3月に公開、以後臨床で実用化に成功いたしました。
なお共鳴振動(共鳴周波数)はドイツの物理学者であるシューマンが地球の共振周波数を測定し実測で8Hzとなり、ミュンヘン大学のコーニングは人間がもっともリラックスしたときの脳波であるα波と強い関係があることを発見したことに基づいた原理を応用しました。
共鳴振動の周波数帯(4Hz~12Hz)はピエゾセンサー仕様のアジャスティングヘッドでアナライズすることでコンピューターに情報が入力、即座に個々の生体にあった共鳴周波数が計算されます。
そして波形や棒状グラフ化することで治療前後の関節面、筋・靭帯等軟部組織の状態を分析・検査を可能とし、安全で精度の高い矯正ができる仕組みとなっています。
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このコラムの執筆専門家
- 岩崎 治之
- (東京都 / 柔道整復師)
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
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