- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
脳を知りつくせ!あら不思議、バイクに乗ると若返る? #3
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今年の夏は猛暑が未だに続いていますが、毎年夏になると言われている、
「水不足対策に水を節約しましょう!」とか、「クーラーの温度を上げて、電気を大切に使いましょう!」とか、
国民に刷り込まれている温暖化対策の情報は、すっかり消えうせてしまい、一体なんだったのだろう?と思う今日この頃です。
こんにちは、
エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
私は趣味で大型バイクに乗っています。
この夏は、酷暑で、最高齢者の行方不明事件や、熱中症での死者続出で、バイクに乗っていても暑さで身の危険を感じます。
ヘルメットはとても暑いのです、行政の皆様、自転車用のような、フレームだけのヘルメットを二輪バイクにも適用してほしいと思う、
今日この頃です。
と言うことで、「脳を知りつくせ!あら不思議、バイクに乗ると若返る? 」第三弾です。
“二輪車乗車と脳の活性化の関係”についての研究結果を見ると、
二輪車乗車と脳の活性化には以下の関係があることが証明されました。
ベテランライダーと、しばらく乗っていなかったライダーともに、バイク乗車によって
「脳の前頭前野、二十歳を越えると誰もが機能低下の下降線をたどります」が、
脳が活性化されることが分かりました。
その2つのタイプの被験者で、脳の使い方や活性化のしかたに違いがあることがわかったのです。
それでは、どういった違いなのでしょうか?
まず前頭前野は大きく分けて右と左の部分ではその働きが異なります、
右側が視覚的・直感的な処理を、左側が言語的な処理を行うとされています。
そこで、想像してみていただきたいのですが、乗りなれたベテランライダーの方が、
視覚的・直感的に運転をしていそうな気がしませんか?
実験の結果は、我々の予想とは逆のものでした。
しばらく乗っていなかった方は、昔とった杵柄の如く、以前乗っていた感覚を呼び戻すような形で、
どちらかというと脳の直感で乗っていました。また、走行全般においてもデータ上はそれほど
集中力の高まりが見られませんでした。
反して、現役の方は様々な場面で脳の中での集中力の高まりが確認され、また直感的ではなく、
論理的に情報をきちっと処理しながら、乗っている事が分かりました。
この実験で、バイクに乗車することで脳が活性化している事が、世界で初めて確認されました。
では、バイクに乗ることを生活習慣として取り入れたならば、いったい人々の身体にどう影響するのだろう?
次回はこの第二の実験について書いてゆきます。
クリエイティブ・プロダクション 広告デザインと映像の、エスオープランニング
風を感じるアースダイバー、クリエイティブディレクター、山藤惠三
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