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仮想化を理解する(5)

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仮想化 サーバ仮想化

クラウドコンピューティングと仮想化の違い。

クラウドは運用モデルであり仮想化は技術です。

クラウドとは必要な時に利用出来るというメリットがある事です。

ただこの理論だとプライベートクラウドでは意味が変わってきます。

クラウド自体結構あいまいな定義なので混乱してきますがクラウドと仮想化の関係は密接なものになります。

今のクラウドを支えるのが仮想化技術とも言えます。

クラウドは仮想化なしでも構築できますがいろいろと不都合があります。

まず

1.サーバ台数が増える。物理マシンの台数が増えイニシャルコストもランニングコスト(電気料金等)も膨大なものになります。

2.管理が大変。仮想サーバなら一元管理できますが同じ様な機能を持つ管理ツールがありません。

3.高可用性に乏しい。HA機能を装備しようとすると更にサーバマシン等機器の追加や設定が必要になります。

4.スピードの問題仮想化ならすぐにサーバホストを新規で立ち上げる事ができますがそうも行かない。

5.リソースの振分ができない。CPUやメモリ等同じ性能のサーバマシンではなく様々なマシンをそれぞれに応じて用意する必要がある。クライアントの要望に応じてメモリ2GとかCPU4コアとかマシンをそれぞれ用意し、メモリ追加要請があればマシンを止めてメモリを挿さなければならない。

以上の点で仮想化技術なしにamazon EC2の様なサービスを立ち上げる事は非常に困難です。

 

 

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