TOEIC勉強法 中級者向け - TOEIC(R)テスト対策 - 専門家プロファイル

鈴木 将樹
英語総合即戦学校 
英語講師

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山中 昇
山中 昇
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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TOEIC勉強法 中級者向け

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TOEIC

前回は、TOEICの勉強法 その1ということで、現在の点が500点以下の場合にどのように勉強していくといいかという話をしてみました。

 

今日は中級者の方、主に500点~730点ぐらいの人の場合です。

TOEICの場合、おおまかに分けると500点、600点、730点と区切りがあります。仕事の募集を見てみてもこの3つを基準にしていることが多く、あとは800点、900点が次の区切りとなります。まずは730点を目指すといいと思います。

さて、中級者の方の場合には、リーディングとリスニングの偏りが初心者の方と比べて大きいことが多いです。リスニングの点数のほうが高く、リーディングに問題を抱えているというケースがその中でも多く見られます。実際に、僕の学校の生徒の方を見てみてもリーディングに課題を抱えているという方が多い傾向にあります。

リーディングに課題を抱えている場合には、まず模擬試験をやって、前半の空欄補充問題と後半のリーディングのどちらがよくできているかを確認する必要があります。これも偏りが重要で、前半ができているが後半ができていないという場合には、文法は強いが速読力がないということになります。ですが、これは珍しいケースといえます。

ほとんどの人は空欄補充も長文もどちらも出来が悪いことが多いため、問題数がほぼ同じことを考えると空欄補充のほうをまず攻略するのが得策です。というのも空欄補充の場合には、長文と違って頻出問題というのは決まっているため、解き方というのも存在するからです。この解き方というのを知りたい場合には、きっちりと問題の解説ができる先生が存在する学校に通ってもいいと思います。独学で困ることと言えば、わからないことを解説してもらえないことだと思います。問題集でも勉強はできますが、解説にはおのずと限界があるでしょう。

ただし、いわゆる英会話スクールはおすすめできません。ネイティブでは、文法を解説できないし、説明は別に英語である必要はないからです。英語の文法用語なんて覚える必要はありません。

リスニングが弱い方の場合には、通常のリスニングの勉強とビジネス単語を覚えることで対応できます。リスニングの勉強の仕方にはいろいろあり、映画等のDVDを見てもいいですし、模擬問題でも構いません。ただ、大事なことは、必ず聞いた後に聞こえなかった所を確認する作業です。例えば模擬問題をやる場合には、何回聞いてもいいので、どうしても聞こえない部分をあぶりだすことが大事です

あぶりだしたら、答えを確認してみて、なぜ聞こえなかったのかを分析することが大事です。

大きくわけて3つのケースがあります。ひとつめはそもそもその聞こえなかった単語や表現を知らない場合。これは、知らないので仕方ないとも言えます。この単語や表現を覚えて次に活かしましょう。

次は単語は知っているのに、聞こえないというケース。これは英語のイントネーションに慣れていないというのが理由であることが多いです。英語には日本語と違って強弱があるので、それに慣れる必要があります。このような場合には、その問題を真似て、自分で繰り返して読んでみるということも練習になります。発音矯正をしたほうがいい場合もあります。

そのほかには、スピードに慣れていないというケースもありますが、これは繰り返し聞くことと、同じように真似て繰り返し読むという方法が効果があります。

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