- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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対象:教育資金・教育ローン
「教育資金」といえば、皆さんがすぐに思い浮かべるのは学資保険かと思います。さて、この学資保険、今のような低金利時代に本当にいい商品なのでしょうか。答えはNOです。学資保険は長期の固定金利の商品です。今のような低金利で契約するとその低い金利が18年間固定されインフレリスクを抱えることになります。
インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。たとえば、教育費が毎年平均1%上昇するのであれば、それ以上の運用をしないと教育費の準備ができなくなるということです。
今のように金利の低い時代は、市場金利が上昇したら運用している金利も上昇する変動金利の商品のほうが適しています。
具体的には、預金で言えば普通預金や短期の定期預金、定期積立預金、または価格変動リスクはありますが、るいとう、積立型投資信託、株式、その他には為替リスクはありますが外貨MMFなどがあります。保険で考えるのであれば利率変動型の保険、変額保険なども一つになります。ご自身の性格にあった商品を選びましょう。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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