- 鈴木 将樹
- 英語総合即戦学校
- 英語講師
対象:英語
日本では、とにかくTOEICの点数が幅を利かせています。やはり、就職、転職のときに1つの武器にはなる傾向にあります。
先日、僕の学校に50歳過ぎた入学希望者が来ました。前の会社を辞め、次の仕事を探しているのだが、TOEIC○○点以上という条件が多く、焦っていて、すぐにTOEICの勉強を始めたいというお話でした。家族もいて、仕事を探している中でのプレッシャーはすさまじいものがあるものと思います。
TOEICの教材も怪しいものから、よくできているものまで、たくさんありますし、勉強法で悩まれている方は多いかと思います。とにかく、TOEICの点を上げないと!と強迫観念のようなものを覚えているかたもいらっしゃるでしょう。
そこで、今日は少し勉強法の話をしてみたいと思います。
TOEICの勉強を始める際には、まず、自分の現状の点数、目標点数、リスニング、リーディングのどちらが低いか、というあたりのことをまず分析する必要があります。それによってやることが変わってくるからです。
500点以下という人の場合には、まず単語に全力を注ぐ必要があります。確かにTOEICの各問題には、攻略法のようなものは存在しますが、そもそも単語力が少なすぎると、それ以前の問題になってきます。問題文もすべて英語で書かれているわけなので、極端な話、単語力がないと問題が聞いていることすらわからないということになってしまいます。
単語だと、洋書になりますが、バロンズ社のTOEIC600語あたりをやるか、公式問題集を買って、問題に出てくる単語を片っ端から覚えてみるといいと思います。他には、TOEIC用ではないですが、単語の本で一番よくできているのはDuoだと思います。Duoであればどの本屋にも置いていますし、僕も実際に昔使っていました。この本の関係者でもなんでもありませんが、おすすめです。単語の勉強にはコツがありますが、一番大事なのは何回も見直すことです。単語の勉強法についてはまた別のコラムで書こうと思いますが、なにより見直しがしやすいように勉強していく必要があります。Duoは見直しやすさという点では、群を抜いています。
初級者の方は騙されたと思って、単語をこれでもかというほどまずはやってみてください。勝手にある程度までは点数は伸びます。それから、学校の門をたたいたり、攻略問題集を買っても遅くはありません。
次は中級者向けのTOEICの勉強法について書きたいと思います。
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