解体、そしてスケルトン一歩手前まで - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

各務 謙司
カガミ建築計画 建築家
東京都
建築家

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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解体、そしてスケルトン一歩手前まで

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二世帯住宅のリフォーム 二世帯・スケルトンリフォーム
鉄骨造3階建て住宅を2世帯住宅にリフォームするプロジェクトの紹介です。


解体


設計を十分に詰め、工事着工前に検査解体も済ませ、''構造体の状況を確認''した上で、工事が始まりました。

工事の始めは解体からです。今回は大きく間取りを変更し、水廻りの位置も変わる2階のリフォームがメインとなります。奥のお母様の寝室と階段以外の部分は、内装を全て剥ぎ取って、ほぼスケルトン(骨組み)状態になるまで解体してゆきます。


スケルトン一歩手前


完全にスケルトンにまで解体しないのは、鉄骨の構造体と内装を結び合わせている木の下地材を使いたいからです。解体屋さんや大工さんたちは、思い切ってスケルトンにしたがるのが一般的ですが、そこまで徹底して解体してしまうと、工事の量は増え、廃材の量も増え、''結果的に工事費も高く''なってしまうのです。

下地を再利用するのは確かに技術的にも難しい事ですが、工事費の減額と''無駄なゴミを出さない''という意味でも、可能な限り実行したい事なのです。

完成後の様子は
二世帯住宅リフォームをご覧下さい。


デザインリフォーム/各務謙司