- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:税務・確定申告
- 近江 清秀
- (税理士)
- 平 仁
- (税理士)
今年は8,9,10月と、発表の機会を頂きました。
8月は来週24日木曜日15時から、転入した荒川支部で支部研修。
テーマは「一人親方に対する外注費の所得区分」。
9月は10日金曜日18時から日本税法学会関東部会(於専大)での発表。
税法学に投稿希望を提出しているテーマで、
「補完的納税義務規定に不利益遡及立法は許されるのか
―最高裁平成22年2月16日判決を題材にして―」
10月は20日水曜日1時半から、TKC千葉会での研修。
テーマは「最近の税務訴訟を概観して」
9月の発表は、私が補佐人として関与している裁判に対する批判論文で、
最高裁では事実認定が十分ではないものとして高裁に差し戻されています。
課税庁側の主張は、昨年、税で日下大阪府立大学教授が書かれた評釈が
裏にあるようですが、平成13-14年に行われた取引に対して平成16年
税制改正において創設された補完的納税義務(地方税法700条の4の2)
を適用することが立法政策を含めた上で、許されるべきなのかを検討します。
エントリーの時点では別の論文を念頭にしていたのですが、納税者本人及び
弁護人の許可が出ましたので、このテーマでエントリーさせて頂きました。
8月の支部研修は、荒川支部に所属される法政大学の先輩から、移転記念に
声をかけて頂きました。
昨年12月に東京会の学会(訴訟部門)で発表したときに、盛り込み過ぎて
消化不良になった分、今回は建設業界に多いいわゆる一人親方の外注費が
本来的な外注費として認められる線引きを考えてみたいと思います。
10月のTKCの研修は、友人から研修講師を頼まれたものです。
私の専門が税務訴訟にシフトしてきていることも承知していますので、
判例の動向を実務に活かすための研修にできればと思いますね。
9月〆切で論文を2本抱えているので、結構ハードですが、
法の不備が多すぎる税法に対する素朴な怒りをぶつけたいところですね。
誰かが言い出さないと何も変えようがないですからね。
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