- 佐山 希人
- 佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
- 建築家
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
写真はベランダ構造部の出し梁と桁の接合部が痛んでいる。これは日本家屋特有のほぞ組をしているから痛みが早かったのだ。日本家屋は柱や梁などの接合 部を組み木のようにほぞ組をする。雨の当たらない場所ではとても優秀な技術だが、水が回るような場所ではNGだ。組んでいる部分に水が回ると抜けにくく、 そこから痛みが始まる。ほぞをつくらず材料と材料を接合しボルトナットで組み上げるのが良い。それも水に強い材料で組み立てる。ウリン、セランガンバツ、 マニルカラなどの南洋材を使い、鉄骨を組むように接合するのが良い。(と今回あらためて知る)
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