国際分散投資(リスク分散)の弊害とウソ - 家計診断・家計の見直し - 専門家プロファイル

築地 聡
やさしいお金の教室(合)エムズアイ広島 所長・業務執行社員
広島県
保険アドバイザー

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対象:家計・ライフプラン

伊藤 誠
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2016年12月02日更新

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国際分散投資(リスク分散)の弊害とウソ

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この数年間、金融の世界では国際分散投資(グローバル投資)と言う言葉がもてはやされた。

それは金融資産を日本円のみで保有するのではなく、世界的な株式や債券、各国の通貨に分散することでリスクの分散が出来ると言うものだ。

また日本国内で続く空前の低金利の解消には金利の高い外貨建ての債券等がもってこいだと言うものだ。

そしてその手法は定説化され今も多くの銀行・証券・保険などと言った金融機関で使われている。

だが焦げ付いた債券と焦げ付いた債券同士を混ぜ合わせても何のリスク分散にもならない。

また金利の高い通貨や債券と言うものはウラを返せば高い金利を付けないと国際的な信用力が無いということだ。

事実、世界的な金融の二番底が危惧されるここ最近では全ての通貨に対し日本円が高くなっている。

これだけ金利が低く、そして税収が約40兆円で発行残高が約800兆円と言われる債務超過寸前のこの国の借金(国債)が世界的に見れば一番安心な債券であり通貨と言う事を証明している。

各国の政府筋などの計らいでムディーズやS&P、あるいはフィッチと言った欧米寄りの格付け期間が、いくら日本の格下げをほのめかせようが実際には世界中の投資家や機関投資家、あるいは政府筋は日本円、日本国債が安心だと知っているのだ。

また往々にして先々の情報を得る世界中の投資家や機関投資家、政府筋などは庶民に流れる情報とは裏腹の売買をしています。

こうした事は自分自身で相場(マーケット)に参加し相場(マーケット)を研究していればすぐに感じ取れます。

マーケットは教科書通りには動きません。

日本国債の信頼性の高さには、‘日本国民の信頼性=日本国債の信頼性’だと言うことでしょう。

国債の信用力と言うもの結局は人の信用であり、日本人の勤勉性、誠実性、精密性といった様な人間性なのでしょう。

もしこの先に欧米や新興国の破綻があった場合、国債分散投資(グローバル投資)をした人ほど大きな痛手を負うことになります。

リスク分散がリスクの拡大になったことは数年前のサブプライムローン破綻が証明しています。

・日本国債は最後のサブプライム金融デリバティブ http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/26143434.html

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