日経記事:部品大国 危うし?日本の輸出競争力に陰り に関する考察 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
神奈川県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:経営コンサルティング

丹多 弘一
丹多 弘一
(経営コンサルタント)
西野 泰広
西野 泰広
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月09日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

日経記事:部品大国 危うし?日本の輸出競争力に陰り に関する考察

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 経営コンサルティング
  3. 経営戦略・事業ビジョン
経営戦略 インターネットマーケティング

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

8月2日付の日経新聞に、『「部品大国」危うし? 日本の輸出競争力に陰り 海外生産進む・中韓が台頭 』のタイトルで記事が掲載されました。

本日は、この記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。

『日本が優位を保ってきた部品や部材の輸出競争力に陰りが出ている。輸出がどれだけ輸入を上回っているかを示す指標は2000年代に入って急速に低下した。日本企業の海外進出に伴い部品などの生産拠点がアジアに移ったことに加え、技術力を高めた韓国企業などの追い上げが背景にある。最終製品の輸出で中国が攻勢をかけるなか、日本が輸出で稼ぎ続けるには、部品などの付加価値向上が欠かせない。

「円高もあって日本から輸出する中間財の競争力が落ちている」。シティグループ証券の村嶋帰一氏はこう指摘する。中間財とは原材料を加工した部品などを指し、消費者などが購入する最終財の製造に使われる。日本企業が最終製品の生産を海外に移すのに伴い、日本の輸出は海外拠点などに供給したり、海外メーカーに売り込んだりする中間財が中核を担う。

輸出競争力をみる「黒字比率」は、00年以降に劣勢となった日本の中間財輸出の姿を浮き彫りにする。

代わって台頭するのは中国や韓国だ。中国は00年にはマイナス圏内にあったが、08年には10%とプラスに転換。90年には大幅なマイナスだった韓国も08年にかけて着実に比率を高めた。中間財の供給力で日本と中韓の差は急速に縮まった。

00年の時点で既に中国が強さを発揮していた家電は、その後も日本との格差が急速に拡大。内閣府はこうした品目で「日本の比較優位は一貫して低下している」という。

中間財の輸出で日本の優位が揺らぐ主な要因は、日本企業の現地化だ。

 経産省の調査では、アジアの現地法人の技術水準が日本と同等と考える企業は08年度に71%に達し、95年度に比べ17ポイント高まった。現法の実力が上がり、部品も現地で作る動きが活発。

韓国企業などの技術水準の高まりも急だ。半導体や液晶関連部材など電子機器の一部では日本製よりも韓国製の部品が優位とされる。。。』


記事の締めくくりは、以下のコメントが書かれています。

『第一生命経済研究所の永浜利広氏は「資源が乏しい日本は他国が作れない製品を輸出して稼ぐしかない」と指摘する。自動車向けの高級鋼板など日本企業が得意とする分野で競争力を保ちつつ、さらに付加価値を追求できるかがカギだ。』

部品の付加価値を高めて優位性を保ち、海外企業に打ち勝つ方針は正しいと考えます。

加えて、海外に生産拠点を持つ企業に積極的に売り込む必要があります。
これは、国内市場だけでは規模自体が縮小しており、売上拡大が難しいためです。

付加価値がある部品を持っていれば、海外企業に販売可能です。

具体的なやり方は以下の通りです。

・自社のWebサイトを英語化して、Googleなどの検索エンジンを使って製品や技術の宣伝・広告をする。

・国際ECサイトを通じての販路開拓を行う。

・海外に販売会社や代理店を持つ会社と提携して、販路を構築する。

・海外企業との直接取引を可能にするためのインフラを作る。
+英語版の売買契約書
+受注、出荷、請求書発行、売掛金回収までの機能をもつ。

⇒自社単独での実施が難しい場合、他社との連携や上記国際ECサイトの活用で対応する。

ベンチャー・中小企業は、積極的に海外市場を開拓する時期に来ています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 経営コンサルタント)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表

起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。

カテゴリ 「経営戦略」のコラム

このコラムに類似したコラム

【日本の株式市場も、ようやく開国か?】 開示、英語でOK! 森 滋昭 - 公認会計士・税理士(2011/11/05 23:09)

富士通,専任5000人育てる クラウドへ人もカネもに見る 経営戦略 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2010/08/17 10:30)

東芝,調達費1兆円削減3年で海外比率7割に上げ:中小企業の対応 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2010/08/13 10:33)

記事;『日米欧で需要90兆円不足,新興国成長で吸収期待』について 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2010/07/11 08:14)

日経記事:[国を選ぶ企業 投資拡大 日本に向かわず]に関する考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2010/07/06 09:30)