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最悪、商品を廃棄する

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おはようございます、本格的な雨…と思ったらやみました。

夏の天気は読み辛いですね。


昨日からの続き、不良在庫について。

さて、なぜ不良在庫が出るかといえば

「売れない代物」

だからです。

仮に値下げをしても結局売れず、また商品倉庫に戻さざるを

得ない状況になったとします。


その場合、もういっそのことその商品を「捨ててしまう」というのも

一つの選択肢になります。

100円で買った商品が、結局売れなかったので捨てたとします。

そうすることで「100円の損失」が確定します。

つまり「改めてお金を使わない」でも費用が計上できるのです。

多くの節税策が「改めてお金を使う必要がある」ことを考えると、

この「捨てる節税策」は非常に優れています。


また、商品棚から不良在庫が減ることで、管理も楽になるでしょう。

 

「もったいない」という気持ちはよく分かります…が。

不良在庫の管理、保管場所、かかわる時間など、ソレに関わり

続けることの方がもっともったいないことになりかねません。

心を鬼にして「スパッ」と捨てることで、状況が良くなることもあります。


明日に続けます。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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