ブラックストーン、動く！？

こんにちは！

さて、本日は日本FP協会東京支部主催の「ウエルカムFP研修会」に参加してきました。

当研修会は、新しくAFPの資格を取得し、FP協会に入会した人向けに行っているものです。

土曜の朝にもかかわらず、150名以上の方に集まっていただきました。

年齢性別は様々ですが、皆さん、新しくFPになられた方ばかりですので、それぞれの“想い”を胸に、非常に積極的に参加されていたのが印象的でした。

主催側からすると、参加メンバーの中から、将来、より多くの実力のあるFPが「誕生」してくれることを強く願いつつ、大変有意義な研修会でした！


さてさて、アメリカの大手投資ファンド会社であるブラックストーンが、同じくアメリカのモルガンスタンレーの保有する日本国内の不動産ローンを一括購入するというニュースが入ってきました。

もともとモルガンは、2000年に日本で商業用不動産の融資ビジネスに参入し、国内でローンを証券化したCMBS（商業用不動産ローン担保証券）を国内外の機関投資家向けに販売していました。

しかしながら、先般の金融危機を受けて、日本の不動産市況が悪化したことから、資産圧縮のために、投資ファンドであるブラックストーンに売却する方針を決めたようです。

購入価格は、およそ1000億円といわれていますが、それなりの“ディカウント”はあるのではないかと思います。

それにしても、運用総額が約9兆円と言われ、NY証券取引所にも上場しているブラックストーンが、初めて日本向けの投資を行うこととなりました。

同社は、企業買収ファンドや不動産ファンド、ヘッジファンドなど幅広く手掛けていますが、ブラックストーンが「買い」を入れてきたということは、日本の商業用地は、かなり“割安”な状態になっていると判断したのではないかと思います。

しばらくは、日本における同社の動向にも注目しておきたいところですね。

それでは、また！