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対象:ITコンサルティング
サーバ仮想化のメリットですが何といってもライブマイグレーションだと思います。
ライブマイグレーションの説明の前に、ストレージ仮想化の事をお話したいと思います。
ストレージ仮想化とは?
通常のサーバではマシン1台に付HDDが1個又は複数構成されていますが
ストレージ仮想化では共有ストレージに各仮想マシン毎に領域を割り当てます。
図1参照
ストレージにはFC-SANやiSCSI等を使用します。FC-SANのFCはファイバーチャンネルの略、SANはストレージエリアネットワークの略です。ネットワーク化したストレージをファイバーチャンネルという高速(現在4ギガが主流)な専用線で繋いだシステム。
高速ですが、システム自体高価なのが難点。
iSCSIは新しくできた規格ですがネットワーク自体はイーサネットを使う為、ファイバーチャンネルよりでき導入しやすいです。
コストは抑えられますが速度は1ギガとなります。(10ギガ対応のストレージも最近出てきました。)
ライブマイグレーションとはサーバマシンを停止しないで別の物理マシンに移動できるというものです。
今までサーバメンテナンスの際、サーバを停止して作業擦る必要がありましたが
ライブマイグレーションでは無停止で別の物理マシンに退避させて
その間にメンテナンス作業が行なえます。
図2参照
このライブマイグレーション機能はストレージ仮想化(共有ストレージ)が必要になってきます。
次回はフェイルオーバー機能について説明します。
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