夏野菜 ズッキーニのお話
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こんにちは。不破 美穂子です。
今回から、夏野菜のお話しをしていきたいと思います。
パンと野菜。切っても切り離せない関係のひとつです。
私は、レッスンでは、パンに足りない栄養を野菜などから補っています。
今回ご紹介する夏野菜は、ズッキーニです。
かぼちゃの仲間 ズッキーニ
Zucchini ウリ科カボチャ属 原産地 北アメリカ大陸南部
ズッキーニを始めてみたとき、正直、きゅうり?と思いました。
キュウリのようですが、かぼちゃの仲間で和名は、ツルシナカボチャと言います。
ズッキーニの食べごろは、開花後4日ぐらいたってからです。200gぐらいのものを選ぶと良いでしょう。
そして、開花後10日であっというまに、とてつもなく大きく育ってしまいます。私が見た中で一番長く太かったのは、1mです。
そうなると、中は、すかすかでおいしくありません。
花は、実が大きくなる前の物は、食用で調理されます。
日本に入ってきたのは、戦後で、よく見かけるものは、緑色のグリーントスカ、黄色のゴールドトスカなどが一般的です。
栄養は、ベータカロテン(皮膚や粘膜を正常に保つ役目)、カリウム(血圧を安定させる役目)を多く含みます。
食べ方は、ズッキーニは、水分が多くゆでると味が流れてしまいます。皮が固くなる前は、油との相性が良いので、素あげやそのままソテーなどが良いでしょう。皮が固くなってきたら、切り口に塩をふり、熱湯でさっとゆでて、しっかり水を切りオリーブオイルなどでソテーします。
バジルソースと粉チーズをふりかけます。
子供用には、ソテーしたズッキーニを食べやすい大きさに切り、ミートソースをかけてあげると食べやすいようです。
選ぶパンですが、フォカッチャやバゲットでも良いと思います。楽しさを出すなら、ワンタンの皮を油で揚げたものを添えたりするのも楽しさの一つですね。