わかりやすく効果的な社員教育/e-learningの考え方(2) - 一般社員育成・研修 - 専門家プロファイル

福田 幸治
代表取締役
東京都
クリエイティブディレクター

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快眠コーディネイター 力田 正明
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(快眠コーディネイター)
快眠コーディネイター 力田 正明
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(快眠コーディネイター)
松本 耕二
(研修講師)

閲覧数順 2024年04月15日更新

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わかりやすく効果的な社員教育/e-learningの考え方(2)

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効果的なe-learning

どんな研修方法でも弱点はあります。

短期間・中期間・長期間、それぞれどのように考え、研修を行っていくか?

現在のやり方での長所と短所、これらを正しく理解していなければなりません。

e-learningは、決してすべてを解決してくれる方法ではありませんが、

短期間も中期間も長期間も考えたプログラムをしっかり考えれば、

集合研修などと比べて、効果は優れ、費用も抑えられると思います。

テレビでマクドナルドさんの研修をDSで行っているという紹介を行っていました。

これも一種のe-learningです。

これで研修費用は、年間、億単位で経費削減でき、効果も非常に満足のいくものが

得られているということでした。

私としては、非常に納得です。

 

e-learningの弱点は、まず日本人の性質にあります。

海外では、e-learningが、非常に普及しました。

それはなぜか?

外国の人は、パソコンに向かって、長時間、画面内の字を読むことが苦ではないからです。

日本人は、パソコンで作業することは苦ではありませんが、

長時間、ただ字を読むことは、非常に苦痛になります。

以前、海外の某大手商社のe-learningコンテンツをお手伝いしたことがありましたが、

文字だらけのPDFファイルにナレーションが流れるというとてもシンプルなものでしたが、

海外の人はそれで十分だそうです。

日本人には、これは、間違いなく眠くなるでしょう。

 

またe-learnningと聞くと、システム的なことを考える方も少なくないでしょう。

日本に出始めたときは、自社でパワーポイントなどのコンテンツをいつでも更新できて、

管理者は一括管理できるというものでした。

しかし、コンテンツ制作のプロではない方に、魅せて学ばせるコンテンツがパワーポイントで

作れるのでしょうか?

また、そこまで、会社内のすべての人の教育状況を把握させるためにかかる経費は、

どう考えているのでしょう?

こういった面をあまり考えずに、e-learningを導入して、上手に運用できなかった企業様は、

結構います。

 

例えば、学校の勉強を思い浮かべて下さい。

教科書や参考書が違うだけで、わかりやすかったり、勉強が楽しくなったりしますよね?

e-learningも同じです。

どのようなものを、誰にいつ、どのように学ばせるのか?

システムよりも、コンテンツのほうがとても大切だと思います。

 

次回は、e-learningについて、どのような相談をされて、どのようにお応えしてきたか?を少し書いていこうと思います。

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