- 近藤 正宏
- 代表取締役
- 神奈川県
- 営業コンサルタント
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
過って私の青春時代、つまり40年ほど前には
ボーリングが大ブームでした。
サラリーマンのアフターファイブはもちろん子供からお年寄りまで
ボーリングに明け暮れていました。
それがさほど時を経ずして、あたかも潮が引くように
各地のボーリング場が消えてなくなりました。
様々な原因があるでしょうが、その大きな要因のひとつが
プロとアマにさほど力の差がないことが露呈されたことでした。
ゴルフにしろテニスにしろ、その他多くのスポーツでは
プロとアマとの力量の差は歴然としています。
だからアマチュアは必死になって上達しようと練習に励むのです。
だから絶える事のない多くのファンが存在するのです。
話が長々となりました。本題に入ります。
昨今の営業マンの中に侍といわれる人材が少なくなりましたね。
これはひとえに最近の社員教育、人材育成の考え方に原因があると思います。
マニュアルとかノウハウとやらをまねさせるだけで戦力化しようとするので
そこそこの営業マンにしかならないんです。
まねてできる程度の技量しか持っていないものをプロとは言いません!
しかしそれでヨシとしているようで、本当の意味の人材育成に
取り組もうとしていない会社側に問題ありですね。
“横並び”は≪どんぐりの背比べ≫に陥ります。
つまり衰退の道を歩むということですね。
フルコミッションセールスマンはプロの域に達しなければ
生きる道はありません。
しかし給料をいただきながら営業をしているものが
いつまでもアマチュアの気持ちで仕事をされてはたまりません!
一皮剥けてプロになってもらわなければ、この厳しい状況下
経営がおかしくなるのは必定です。
「教育は国家の大計」といいます。会社も然りです。
企業の経営者の皆様、そろそろ「大計」を真剣にお考えになってみては。
えらそうなことを書き連ねました。
しかしもしお望みならば貴社にて実証してみせますよ。
このコラムに類似したコラム
4月8日〜4月14日に投稿したなう 竹内 慎也 - 営業コンサルタント(2013/04/15 12:20)
【説明を小出しにし興味の種を育てる】 竹内 慎也 - 営業コンサルタント(2012/06/05 17:45)
書評1000冊目、終わりました^ 竹内 慎也 - 営業コンサルタント(2012/04/19 15:00)
営業プレゼンを高めたい、という方 竹内 慎也 - 営業コンサルタント(2012/03/26 19:45)
プラス思考?マイナス思考? 竹内 慎也 - 営業コンサルタント(2012/03/05 23:00)