中小企業がOffice系クラウドサービスを上手く使うには?その2 - PCサポート・保守 - 専門家プロファイル

清水 圭一
日本クラウドコンピューティング株式会社 
東京都
IT経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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中小企業がOffice系クラウドサービスを上手く使うには?その2

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皆さん、こんにちは。
日本クラウドコンピューティング株式会社の新井です。

さて、今日は、Office系クラウドサービスの続編 です。

前回は、Office系クラウドサービスのデメリットについて説明しましたが、今日はメリットについてお話していきたいと思います。

 

一番のメリットは、「とにかく安い」ということになります。

マイクロソフトオフィスも、1ユーザーあたりのライセン ス費用は、購入方法にもよりますが、2-4万円近くします。それが、月額数百円から無料で使えるので、これだけでも、Office系クラウドサービスは、 落とし穴さえ気をつければ、利用する価値があります。

では、その落とし穴とは、何でしょうか?

それは、月額数百円という コストです。数百円と聞くと、非常に安く聞こえますが、これは、高額なものでも分割払いにすることによって、安く感じるのと同じことなのです。

仮 にマイクロソフトOfficeのライセンスを30,000円で購入して、5年間利用しているユーザーがいるとします。

すると、このユー ザーが支払う月額あたりのライセンス料金は500円ということになります。

しかし、Office系クラウドサービスの利用料金が月額 900円だったらどうでしょうか?

その場合、5年間のトータルコストでは、倍近いライセンス料金を支払うことになるのです。

これは、Office系のクラウドサービスに限ったことではなく、現在、脚光を浴びているクラウドコンピューティング関連サービスにも、あてはまるものがあ ります。

ストレージやCPUの時間貸し、会計などのアプリケーションサービスなどのクラウドサービスが、実は、自社で購入したほうが安い というケースは多くあるのです。

ですので、先ほど、お話したような利用期間を含めたトータルコストで、クラウドコンピューティングのサー ビスへの投資対効果を検討する必要があります。

ちょっと、マイナスなことをお話してしまいましたが、Office系のクラウドサービス も、大部分のユーザーにとっては、コスト的には安いことは事実です。

また、従業員が減ってしまったり、もしくは、もっと、他の安くて良い サービスが出てきた時に乗り換えることを考えても、何万円もするソフトウェアライセンスを購入するよりも、月額単位で利用料金を支払うほうが、経営的にも 財務的にも有利なことは確かです。

しかも、Office系のクラウドサービスは、利用料無料という選択肢もありますので、上手く自社環境 は、どの方法が、トータル的に有利なのかを良く検討して、利用していってください。

当社でも、Office系クラウドサービスの 検討支援コンサルティングの依頼が増えております。適切な導入に自信のない場合は、是非とも当社にご相談ください。

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