- 小川 高
- 株式会社ヒューマンインフォテック 代表取締役
- 神奈川県
- ITコンサルタント
対象:システム開発・導入
- 清水 圭一
- (IT経営コンサルタント)
- 清水 圭一
- (IT経営コンサルタント)
こんにちは。
今年の梅雨は蒸し暑いですね。
天気が悪くなると、体調を崩す方も多くなると思います。
実は生体認証も体調の変化により、認証する精度が変わってきます。
たとえば、生体認証の中でもトレンドの静脈認証システムでは、ある波長領域の赤外線が血液を透過しない性質を利用しているため、血流が悪くなると認証の精度は下がる傾向にあります。
体調管理には十分に気を付けてくださいね。
さて、今回からは数回にわたって、実際に生体認証システムが導入されているケースや導入が考えられるケースについて書いていきたいと思います。
皆さんが、より生体認証(バイオメトリクス)を身近に感じてもらえると幸いです。
今日は、最もスタンダードな活用方法であるドアセキュリティについてです。
単純に家や会社の中の特別な部屋、マンションのエントランスの鍵などに用いる場合です。
生体認証(静脈認証を例に説明します)というと、どうせ高いんでしょと思われる方も多いと思いますが、ドアの施錠を管理する機能がつくようなタイプの静脈認証装置でも、1台からの購入でも20万円台での購入が可能です。(別途、配線工事費などがかかる場合があります)
新築の家を購入する際のオプションとしては、決して高くないと思いますし、マンションの管理者などは、マンションの付加価値を高めたりする意味で考えても高い投資ではないと思います。会社のいくつかの部屋につけるにしても、比較的気楽に試験導入できる価格帯ではないでしょうか。また、複数台の購入では、ボリュームディスカウントされるケースも多いです。
鍵として使用した場合、自分が認証されなくて入れなくなるという心配もありますが、カードとの併用などにより、本人の認識基準を下げたりなど、企業では独自の努力を行っている場合が多いので、もし導入を検討される方は、そのような事も判断基準の一つにすることをお薦めします。
どうしても導入判断等に迷った場合は、私の方で気軽に相談も受け付けています。
生体認証が技術的に発展し、世の中の助けとなっていくには、今まで以上に普及していくことが必要です。
そのためには、こうした身近な部分での導入が増えていく必要があります。
このコラムの執筆専門家
- 小川 高
- (神奈川県 / ITコンサルタント)
- 株式会社ヒューマンインフォテック 代表取締役
お客様がセキュリティを考える、守る、作る事を支援します
ITだけではなくプロジェクト全体の成功となるように、お客様のシステムの企画・開発の提案及び支援をいたします。特に、生体認証システムやシングルサインオンなどのセキュリティシステムの導入を検討されているお客様は、是非ご相談ください。
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