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気持ちイイ汗をかいて夏バテから身を守る秘策とは・・?(8)

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(続き)・・さらに食事にも工夫が必要です。暑い夏はどうしても食欲が失われがちですが、エネルギー代謝に不可欠なビタミン、ミネラル、アミノ酸など必要な栄養素を意識的に補給することが大切です。夏に限ったことではありませんが、朝は新鮮な果物をたっぷりと食べましょう。朝は食欲がないという方はこれだけでも充分です。また一日を通して新鮮な野菜を充分食べることが重要です。熱を冷ます性質のある夏野菜が中心を中心にして、冷え性気味の人は根菜類など体の温まる野菜を入れるとよいでしょう。温野菜だけでなく生野菜や搾りたての野菜ジュースも摂るようにしましょう。

 

タンパク源として、充分な豆類と適量の魚介類、少量の肉類も必要です。暑い時はこれらのタンパク源が不足しがちな人もいますが、夏バテを防ぐためにも意識して摂るようにしましょう。あっさりした味を好む人は、豆腐や豆乳などの豆製品、シラスなどの小魚やアジなどの青魚、ササミなど脂肪の少ない肉を選ぶとよいでしょう。夏を乗り切る体力をつける意味で、白米よりは玄米や雑穀米、白い食パンや菓子パンよりはライ麦パンや全粒粉パン、ラーメンやうどんよりは日本そばがお勧めです。お菓子や油もの、冷たい物の摂り過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

 

また夏向きの食べ物としてカレーが挙げられます。カレー粉には多数のスパイスが含まれていますが、全体として代謝を活発にして体温を上げ、発汗を促す効能があります。その中でもショウガ科の黄色いターメリックに含有されるクルクミンという成分は、とりわけ代謝を促進して血流を増加させ、発汗を促す効果が認められています。暑い夏こそカレーライスもしくはカレー粉を用いた料理がお勧めです。カレー以外にも唐辛子などの香辛料の利いた料理は夏向きといえます。

 

それと並んで運動を定期的に行ないましょう。代謝を活発にして発汗を促し、夏バテや熱中症を予防するには日頃の運動がとても有効です。運動を繰り返しすることで筋肉量が増え、基礎代謝が向上します。そのため筋肉をはじめ全身の血流が増加して発汗が促されます。冷房の冷えにも負けない体力がついてきます。また運動は食欲を増進させるため、上述の栄養素を充分に摂取することができるようになって間接的にも夏バテの防止に貢献します。

 

さて、それでは暑い夏にどのような運動をすればよいのでしょうか。冒頭に熱中症が増加している話をしましたが、実は運動中の事故も少なくありません。従って特に暑い日の日中に屋外で行なう運動には充分な注意が必要です。大原則は発汗しやすい服装にして帽子をかぶり、充分な水分補給を行なうことです。その上で体調が悪い時は控えること、少しでも異変を感じたら休むことが重要です。

 

その上で、暑い日中は室内のストレッチやダンベル運動、水泳などを行ない、涼しい時にウォーキングや軽いジョギングなどを行なうとよいでしょう。いわゆる有酸素運動を中心とし、適度な無酸素運動を組み合わせるのがベストです。ただしダンベルなどの無酸素運動は筋肉への負荷が大きいので、2~3日に1回くらいに留めておいた方が無難です。そして運動の前後には充分なウォーミングアップとクールダウンを欠かさないようにしましょう。

 

睡眠環境にも工夫が望まれます。できるだけ充分な睡眠時間を確保し、室内の冷房は控えめにしましょう。その上で睡眠の妨害となる要素、すなわちコーヒーの飲み過ぎ、夜間のテレビやパソコン作業を控え、睡眠の前には静かな音楽やラベンダーなどのアロマなどを利用して入眠しやすい環境を整えます。上述の入浴法や適度の運動は、快適な睡眠にも貢献するのです。

 

さらに前向きな心が何より大切です。昔より「病は気から」といいますが、ストレスだらけでネガティブなことばかり考えていては、本当に夏バテや熱中症にやられてしまいます。暑くて不快な夏こそ気持ちを前向きに持って、毎日をエンジョイしながら健康に元気に乗り切りましょう。夏を健康的に過ごせるかどうかは、秋を元気に迎えられるかどうかにも関わってくるのです。

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