- 山中 伸枝
- ワイズライフFPコンサルタント
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
お店で表示されている品物の値段は、旅行で訪れたその国のお金の単位で表示されています。
「これは、200ドルね。すると日本円に直すと、2万4千円くらいかしら。あんまり安くないわね」と思ったAさん。
「これは、200ドルね。すると日本円に直すと、2万1千円ね。悪くはないわね」と思ったBさん。
同じ200ドルでも日本円に直すと随分金額が違いますね。これが他の国のお金と日本の国のお金を両替するときの交換レートの違いなのです。
Aさんが買い物をした時の、為替のレートは1ドル120円。Bさんがお買い物をした時の為替レートは1ドル105円。
お買い物の時は、1ドルを120円で両替するのと105円で両替するのでは、後者の方が「お得」なのです。
外貨建て商品を買うときも同じ。1ドルを少しでも少ない日本円で両替できるとき→円高の時、が「お得」なのです。
外貨建て商品に為替はつきもの。円安、円高という言葉はなんだかややこしい、とっつきにくいと感じるかもしれませんが、まずは身近なところから親しんでいきましょう。
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