サッカー観戦記:初等々力 - コラム - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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サッカー観戦記:初等々力

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サッカー観戦記:初等々力


環の小坂です。

今日川崎の等々力陸上競技場にサッカーJリーグdivision1
川崎フロンターレVS京都サンガの試合観戦に行ってきました。

等々力はメインスタンド以外は2階構造で、2階は屋根付で落ち着いてみる人が多く、
1階はゴール裏のバックスタンド側からバックスタンドにかけてが応援席。
コーナーにメインの応援団がいます。

東横線の人身事故もあり、行きは南武線武蔵中原駅から球場に向かいました。

前半

GWの過密日程もあり、川崎はメンバーを入れ替えています。
右CBに本来MFの菊池、右SBに井川が回り、左SBには村上と
左CBの寺田以外は変更になっています。
キャプテン伊藤はベンチで、SBの森・山岸はベンチにもいませんでした。

中盤も最近守備的MFで出ていた横山がベンチで、中村憲がそのポジションに回り、
右MFに田坂が入りました。
もう一人のボランチは谷口、左MFに快速FWのビットール・ジュニオール。
FWはチョンテセに代わり今シーズン加入の矢島が、ジュニーニョとコンビを組みます。

京都はいつものメンバーでした。

開始早々京都のGK水谷が負傷し、松井に交代。

前半はお互いに右側の守備に課題がありました。
川崎の右はCBに菊池、SBに井川、MFに田坂ですが、連携が今一で
かつ本来のポジションでないため、ミスも多く、
京都の左(SBの染谷、MFの林)に度々疲れ、
染谷のセンタリングからFW豊田のヘディングシートを完全フリーで打たれるなど
苦戦していました。(結果的にはこれを外したのが京都にとっては痛かったです。)

京都も右CB水本、右SB角田の連携が今一で、
度々ビットールに突破を許しています。

川崎は前線からのプレッシングが鋭く、それが京都のミスを誘い、
そこからビットールのゴールで先制。
前半は1対0で折り返します。

京都はFWのディエゴがDFライン近くまで戻ってボールを受けることが多く、
林の奮闘は光りましたが、なかなかゴールチャンスが来ません。

後半

京都は角田に代えてシジクレイを投入。
右MFの渡邊を右SBに下げて、4-2-3-1から4-1-4-1に変更し、
ディエゴをより前で機能させようとした意図が感じます。
ただ、さらに右サイドを突かれるシーンが増え、スピードのある
川崎の攻撃陣の餌食になっていきます。
前半はなかなかいいパスを出せなかった中村憲も機能し始め、
2点目の矢島のゴールは左サイドをビットールが突破したところから。
3点目のジュニーニョのゴールも左突破からのセンタリング折り返しを
押し込む形で誕生し、4点目の黒津のゴールもパス交換から
京都の守備陣を崩し、水本のマークを振り切ってのシュート。

京都は後半ロスタイムに途中出場の加藤のゴールで1点返すだけで、
4-1で川崎の圧勝でした。

観客16253人の大半が川崎ファンでしたが、わずかにいた京都ファンからも
試合後はブーイング。
京都はけが人が戻ってくるまで苦しそうです。
増島が不在の右SBが課題ですし、FWを含め、攻撃をどのように組み立てるか。

川崎は昨年後半猛威を振るったスピード攻撃が健在で、
各チームも1対1では苦戦しそうなので、3バックにするなど
何らかの対策が必要になりそうです。