これを裏付ける実験がサルで行われた。生後間もないサルの赤ちゃんを親から引き離して育てたところ、体内のセロトニンという物質のレベルが極端に低くなっていることが分かった。
セロトニンは脳で作られ、心の安定を保ち、衝動的で乱暴な行動を抑える働きをする物質として知られている。
幼い時に親から引き離されたサルの脳には、セロトニンを作り出す仕組みが正常に発達していないことが分かった。その結果、乱暴で怒りっぽい性格のサルになってしまったという。
人間の赤ちゃんからスキンシップを奪ったらと思うと恐ろしくなる。赤ちゃんのときのスキンシップが、その子の人格形成の基礎になる。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
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