季節の彩り - コラム - 専門家プロファイル

葉玉 義則
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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季節の彩り

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昭和30年代〜40年代の前半、少しずつ国が豊かになっている、という
気分は、子ども心にも感じられたものです。

例えば、テレビ。物心ついた時には、白黒テレビが自宅にありましたが、
まだ、自宅に置けない、という家もあり、ウチの商売が床屋という事で、
お店にも当然テレビが置いてあり、それを楽しみに来るお客さんがいたり、
夕方のGT(野球やプロレス中継の時)は、店の外にも、街頭テレビさな
がらに、人が集まってきたものでした。

小さい頃の町の雰囲気は、とても賑わっていたし、活気があった、という
思い出が全体のトーンを占めています。これも「黒いダイヤ」(石炭)の
おかげだったのでしょう。

大みそかの時などは、夜の12時近くまで客足が絶えず、お店と茶の間を
行き来しながら、紅白歌合戦をチラリチラリと、見ていた記憶があります。

当時のお正月は静かで清々しく、コンビニなど、ない時代ですから、食料
品店などは、3日くらいまでは開いていなくて、まさに“長持ちする非常
食品”として「おせち料理」を食べていたものです。

家でも、双六や副笑い、カルタ取りなどで盛り上がったり、外では凧あげや
羽つきをやったり、貧しい暮らしではありましたが、心の中は、とても豊か
だったように思います。

当時、今頃の季節(3月中旬)は、梅の木が一斉に咲く頃で、学校や隣近所
で花開き、とってもいい香りがしていたのを、鮮やかに思い出します。

梅の香りが卒業、桜の香りが入学と、季節と行事が重なり合っている事が、
どんなに幸せな事かと、今の時代だからこそ、考えさせられてしまいます。

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