朝日を - コラム - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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朝日を

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関西旅行は13年も前の事なのに、当時の映像、、音声、匂い、肌に感じる風や雨の記憶というのは鮮明です。
おそらくその後に何回も行っている旅行の記憶よりも、この時の記憶というのは残っています。
とにかく自転車に乗ってよくわかるのは、そのときの天気や気温、湿度が肌で感じられること。
そして、その変化に敏感になること。
その後に車ばかりの生活も経験したことから踏まえると、天気を肌で感じることは人間の営みにとってとても大切だと思います。
人間は、陽の光を浴びると脳が動き出します。つまり、朝日のよく差し込む部屋は、目覚めがよいのです。
公団やマンションが多くなり、角部屋以外は南北にしか窓がついてないなんていうところも多いですよね。
それに比例して、朝起きられなくて学校に行けないなんていう子供も多いのだそうです。
夜中までTVゲームをやっているとか、そういうことが原因だという声もありますが、
それよりも、今昼なのか夜なのかもわからないような陽の当たらない部屋にいるために、生活サイクルが崩れていることが原因なんだと思います。
まだ成長過程な子供は、人間の本能に従った生活を送ってほしいものです。
朝日がガンガンに差し込む部屋にいれば、いやでも朝目が覚めるでしょう。
昼間明るいところにいれば、日が暮れて夜になったときの暗闇が、自然と脳が睡眠へと導いてくれます。
旅行に行ったら夜眠くなるのも、昼によく陽を浴びていることが一つの理由です。けしてよく歩いて疲れたからというだけではないと思いますよ。