もらいものは捨てがたい - コラム - 専門家プロファイル

山中 伸枝
ワイズライフFPコンサルタント 
ファイナンシャルプランナー
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もらいものは捨てがたい

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後になって思うと、当時私が感じた違和感は、「与えられた環境・全てお膳立てされた環境」にあったのでは、と思いました。

他人が見たら、海外で暮らす、昼間は語学スクールに通い、子どももいないから自由な時間が満喫できる私の当時のくらしは何も不自由のない環境だったでしょう。

でも、自分自身のふがいなさと情けなさでいっぱいだったわたしには、そんな「もらいもの」のような人生がとっても重荷でした。

でも、そんな環境自分一人の力ではまず手に入れることは不可能とも思っていたので、そこから逃げ出す勇気もないのです。

ちょっと前までは、一人で暮らしていたのに一人で暮らす術を全て忘れてしまい、一人になんか戻れない。そんな気持ちになっていました。

それが、It's my choice.の言葉を聞いて初めて自分の甘さを知り精神的な自立をしなければいけない、ということの大切さをしみじみ感じたのです。

それからです、大学でビジネスを学び帰国後も仕事を続け、自立を意識するようになったのは。「稼げる自分」のスイッチをいつでもオンにしておきたいと思ったのは。

It's my choice.を実践するには、自分自身に誇りを持ち、自分にはやり遂げるだけの力があるのだと自分で信じないといけません。

「もらいもの」は捨てがたい。なぜならどうやって手に入るのかが分からないから。もし自分で手に入れたものだったら、万が一失ったとしても「もう一度」てに入れるための手段が分かるから、ヨシまた手に入れよう!とう気持ちにもなるのではないでしょうか?

与えられた環境・・・そこが居心地がよければよいほど人は身動きが取れなくなってしまうのかも。与えられたものに感謝こそすれ、「自分で手に入れる」ことを忘れてしまった時、自分の人生を放棄してしまうことではないかと思うのです。