ホメオスタシスを簡単に説明すると、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるようにする機能のことです。
その機能に大きく関わるのが、自律神経系、免疫系、そして内分泌系です。
分かりやすい例は、体温調整があります。体温が上がれば、汗をかいたり皮膚血管を拡張させ、体温を下げようとします。逆に寒くなれば震えて発熱したり代謝を上げたりして温度を上げようとします。
他にも血圧、体液の浸透圧やpHなど、病原微生物の排除、ケガの修復など、さまざまな働きは、このホメオスタシスです。
しかし、近年、一定に保とうとするホメオスタシスの働きとは矛盾するような部分が見えてきました。
それは「ゆらぎ」です。
次回、「ゆらぎ」とその新しい概念についてご紹介します。
お楽しみに。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
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「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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