ゴミ
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2005-12-23 23:00
一週間ほど前からだろうか、
コドモが「ゴミ」というコトバを言うようになった。
じつは、ゴミの定義というのは、けっこう難しい。
簡単に言えば、「いらなくなったらゴミ」ということであるが、
いるか・いらないか、は主観である。
初めからゴミとして生まれてくるものなど、ほとんどあり得ないわけで、
「もうこれはゴミである」と誰かが判断する時点があるわけだ。
その判断までは、それはゴミではなく、
贈り物の包み紙だったり、ちぎったパンだったり、バーゲン案内のハガキだったりするのだ。
コドモが「ゴミ」というコトバをほぼ正確に使えているというのは、
単に、鼻の長い四つ足を見て「ぞぉさん♪」と言うのとはわけが違う。
常識的・社会的な物事の判断がほぼできるようになった、ということだと思うのだ。
うーん、恐るべし、1歳9ヶ月。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう