- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
記者会見を行う場合、一番気を使う点は何だろうか。内容はさておき、毎回社名や社長で多くの記者を集められるところも勿論あるがほんの一握りであり、殆どの場合が“記者集め”に一番苦労しているのではないだろうか。
最近記者集めのために、より多くのメディアリストを使って配布するのが良しという傾向がある様に感ずる。リスト100件を300件、500件に増やしたからと言って参加人数はさほど差はないのではないだろうか。逆に同じ媒体、同じ部署に複数送付する、複数の記者クラブに配布することで混乱を招いている可能性があることも忘れてはならない。記者集めにも一定のルールやマナーを守らなければならない。また闇雲に多くのメディアに声を掛けるよりは、まず集めたい人数分の精度の高いリスト作成が重要ではないだろうか。
そして記者集めの最大、最重要ポイントは、より多くの記者に個別に電話を掛け呼び込むことではない。しつこい電話掛けに辟易している記者も少なくはない。仮に電話をするにしても媒体ごとに的確な内容で訴求できなければ全く意味がない。最大のポイントは“記者会見の案内”の内容である。ここで如何にニュース性があるかを端的に伝える事が出来るかが最大のキーである。嘘をつかずに大きく言うことはそう難しくはないことだが、案内状はあくまでも案内状であり、リリースであってはならないことが難しい。つまり、書き過ぎてしまうと、それだけで先に一報報じられてしまう可能性があるからだ。
加えて大事なポイントは、会見に対する興味関心は、新聞(一般紙、専門紙)、雑誌、TVなどメディアによっても違うことだ。新聞はニュース性を一番重んじるが、TVではやはりどんな“絵”が撮れるかが重要となる。TV向けには別の案内を作る、或いはどんな絵が撮れるかと言う情報を付加させるなどの工夫が必要だろう。
広報72箇条 電話掛けより案内状作成に注力せよ
ご参考:広報力向上ブログ
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