- 荒井 信雄
- 全国訪問介護協議会開設株式会社さくらケア 代表取締役
- 起業コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
ついに、厚生労働省で24時間型巡回介護創設に関する検討会がはじまりました。
先般、意見交換した小山さんもメンバーの一人です。
介護報酬にもよりますが、皆様の将来拡大職種メニューの一つとして頭に
入れておく必要がありそうですね。
私見で恐縮ですが、「そもそも利用者にニーズはそんなにない」と思います。
世田谷区のモデル事業で実証しているはずなのですが・・・
また、かえってコストが高くなる可能性があります。
夜中に、サービスする人の人件費をきちっと査定しているのでしょうか?
さらに、介護者の気持ちがわかってないと思います。
いくら、夜中にヘルパーがきてくれるとしても、家族は、当該サービス
を利用することに抵抗があります。
寝ている間に他人が家の中に入るのですから。
話は変わりますが、生活援助は地域支援事業になることは覚悟しなければならない
ですね。
次回介護報酬改定ではなならないとしても、近い将来私費サービス、家政婦などの活用も含め
介護保険からは外れていく運命でしょう。
財源が無限ではないからです。
民主党のマニュフェストですが
「介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる」話はどこへ消えてしまたのでしょう。
選挙前の政治家話を信じる方が悪いのですが・・・
セントケアが子会社で民間介護保険参入しましたね。
来週セントケアの取締役と飲みに行くのですが、介護会社が民間介護保険
を扱うことは理解できます。
生命保険が民間介護保険と入れ替わる時が10年以内にくるでしょう。
何故かというと
年金が減る、死んだら、お金が出る(生命保険) → 長生きすると経済的負担が・・・
要介護状況になったらお金がでる(民間介護保険) →経済的負担がかからないので
少しでも長生きして欲しいと思う。
モラル的にどちらが、良いですか。
また、当保険を販売するのは公的介護保険をわかってないとできません。
違いが説明できないからです。
誰の出番かわかりますよね。
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