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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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井元 雄一
(カイロプラクター 博士(健康科学))

閲覧数順 2016年12月03日更新

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お肌の大敵!?健康の味方!?紫外線との上手なつきあい方(3)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・それでは紫外線、とりわけUV-Bによる皮膚に対する悪影響としては、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。まず強調しなければならないのは、皮膚細胞の遺伝子(DNA)に対する障害です。

皮膚細胞に限らず、人間の細胞は自らの遺伝子を設計図として各種のたんぱく質を生合成し、細胞や血管、神経などの構成要素を形作ったり、各種の酵素を生成して体内の化学反応を制御してエネルギーを産生したりしています。人体が正常に機能しているのは、遺伝子が正常に働いているからこそなのです。

ところがその遺伝子は紫外線、とりわけUV-Bによって障害を受けやすく、日常的に繰り返し暴露されることによって構造が変異してしまいます。それによって生合成されるタンパク質に異変が生じ、細胞などの構造や化学反応などに異常が生じやすくなります。具体的にはシミや肌荒れなどをもたらします 

それだけでなく、遺伝子の変異が積み重なると細胞分裂の様式に異変が起こり、最終的にはガン細胞の発生につながります。つまり過剰かつ長期にわたる紫外線への暴露は、皮膚ガンの発生率を高めてしまうのです。実際に日差しの強いオーストラリアに移民した白人には、皮膚ガンが高率に発生しています。

さらに過剰な紫外線にはUV-Aも含め、表皮細胞内に活性酸素を発生させるという厄介な性質もあります。活性酸素は細胞の遺伝子やたんぱく質、脂質などを酸化させ、機能異常や形態異常をもたらします。具体的にはシワやシミの原因となり、ひいては皮膚ガンなどの発生にも関与しています。

一方で、表皮の奥の真皮には皮膚のハリを保っているコラーゲンやエラスチンといった繊維状の構造物が至る所に張り巡らされていますが、過剰な紫外線はこのコラーゲンやエラスチンを細かく分断してしまい、その結果、皮膚からハリが失われ、深いシワの原因となってしまうのです。

また表皮内にはランゲルハンス細胞という免疫細胞が存在し、皮膚を感染から守っていますが、紫外線の照射によってこのランゲルハンス細胞が10日間ほど働きが鈍くなってしまいます。従ってこの間は免疫力が低下して各種感染症にかかりやすくなり、例えばヘルペス性皮膚炎などにも悩まされがちです 

過剰な紫外線は皮膚だけでなく、目にも悪影響を及ぼします。多量の紫外線が眼球内に入ると水晶体内部のタンパク質が変性し、濁りが生じて白内障を引き起こすことがあります。症状が進んだ場合には失明に至ることもあり、白内障による失明全体の約2%が紫外線によるものだという統計があります・・(続く)

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