おはようございます、蒸しますが雨の降らない日々。
夏の水源が気になる今日この頃です。
昨日からの続き、現金残高について。
本来は事業資金として用意されたお金が、生活費に
流れた場合にどういうことが起こるのか?
考えられるのは三つ。
・生活費を事業経費に混ぜ込んでしまう
・借入金の返済、または貸付金で処理をする
・何も処理をしない
一番上は、基本的にやってはダメなこと。
とはいえ、実際には多くの零細企業でこういった処理が
行われているのではないかと思います。
要は程度の問題であって。
二番目は少し前に触れた「社長貸付金」の発生に
つながります。
役員報酬以上の生活費が貸付金に出ているわけで。
そして三番目、これが今回のメイン「現金残高」に
直結するお話です。
つまり「お金を引き出したけど、使い道は分からないので
何も処理をしない」ため、現金残高がすごい勢いで
増えていってしまうのですね。
明日に続けます。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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