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中小企業にとってのクラウドコンピューティングとは? その2
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皆さん、こんにちは。
前回に続いて、「中小企業にとってクラウドコンピューティングとは?」の続編です。
昨日は、クラウドコンピュー ティング が、なぜ、革命的なのかをお話しました。
ざっくりとに復習すると、皆さんが使っているパソコンやサーバーは、簡単にいうと、演算 処理装置であり、その演算処理能力は、電力と同じで、
ネットワークを使って、供給されることができる。
つまり、皆がこの演算処理 装置を持ち、演算処理能力を作り出して、そのチカラを使うよりは、コンピューターを沢山持っている企業が、それを一手に作り出し、ネット ワークを経由して、皆に供給すれば、安上がりになってしまうということです。
それでは、クラウドコンピューティングが、なぜ、革 命的なのかということの2つ目を今日はお話したいと思います。
2つめは、データをインターネットという、どこからでも、その接続装置さえあれば、そのデータを使うことが出来るということなのです。
わかりやすいように、メールを例に上げて、お話してみたいと思 います。
今までは、メールなども、インターネットを経由して、メールの受け渡しを行い、自分のパソコンにそのメールを保存すると いう方法でした。
しかし、このメールのデータをインターネット上に置きっぱなしにしておけば、パソコンからもで、携帯電話からで も、インターネットカフェでも、
過去のメールも含めて、すべてのメールを見ることが出来ます。
そうすれば、いつでもどこでもメー ルを見ることが出来るという利便性を手に入れることが出来ます。
それだけではありません。
皆さんは、 メールを見るために、OutlookやExchangeなどのメール専用ソフトをパソコンにインストールして使っているかと思います。
このメールソフトも、時々、バージョンアップがあったり、また、不要なメールを消していかないと、パソコンのハードディスクが一杯 になってしまうこともあるのです。
ところが、クラウド上にインターネット上にメールのデータを置きっぱなしにして、それをプラウザで見れば、 メールソフトのバージョンアップや、
不要メールの消去といったメンテナンスをする必要がないのです。
さらに、もっと良いことに、 メールソフトを購入する必要がなくなるのです。わかりやすい解説動画がありますので、下記に貼っておきますので、見てみてください。
今回は、メールソフトを例に説明してみましたが、これが、会計ソフトなどの業務シ ステムとなると、ソフトウェアの価格は高額ですし、高機能がゆえに、バージョンアップも頻繁にあります。
そして、業務で使ってい ると、数年に一度、パソコンの買い替えによって、データ移行という大仕事が発生してしまうのです。
つまり、このように、システム が大きければ大きいほど、クラウド化するメリットが、非常に大きいのです。
そして、クラウドの革命的なことは、まだまだあります。
続きは、次回に。
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