チラシ効果の計り方 - 広告デザイン・制作 - 専門家プロファイル

菅野 真一
菅野デザイン企画 代表
グラフィックデザイナー

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対象:広告代理・制作

赤坂 卓哉
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(クリエイティブディレクター)
山藤 惠三
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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チラシ効果の計り方

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どちらのチラシが良いチラシでしょう?

A、30万円かけて(割引の)チラシをまき50人集客した。しかしその内固定客になったのは1人。

B、30万円かけて(割引しない)チラシをまき10人集客した。しかしその内固定客になったのは5人。

仮に固定客が年間に5万円買い物をし、10年通い続けたら50万円になります。

それが5人の場合は50万円×5人=250万円です。

広告主にとってどちらが良いのかは明白です。

もちろんBです。

一時的な反応だけで、「良かった」「悪かった」と判断するのは危険です。

 

「反応」とはチラシをまいた時に、どのくらいのお客様が

来店に至ったかという数字ですが、

果たして、この数字だけをみて一喜一憂していて良いのでしょうか?

と言うのも、

他店と同じような商品(サービス)であれば、

消費者は「価格の比較」をしますので、地域で一番安い店に流れます。

逆に言えば、商圏内の同業店の中で一番安い価格にすれば、

とりあえず集客は出来るという事です。

 

ご存知のように、「価格の安さだけ」で来店した方は、

なかなかリピートにつながりません。

リピートがないからまたチラシを出す→1回だけの客が集まる→リピートしない

→またチラシを出す。体も疲れ切り、資金も底をつく・・・

という悪循環に陥ってしまいます。

価格を下げる事自体がNGという事ではありませんが、

価格のみを訴求する集客は自分の首を絞める事になってしまいます。

 

では、価格ではなく何を訴えれば良いのでしょう?

極簡単に言うと、

例)美容室やエステサロンのような業種の場合

1、目的を明確にする

2、ターゲットを絞る

3、それに合った提案をする

4、適正な価格を設定する

5、デザイン・レイアウトを考える

細かく見るとかなりの行程がありますが、

大まかに言うとこのようにまとめることが出来ると思います。

一言で言うとこれが「マーケティング」です。

次回以降、詳しく書いていきたいと思います。

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