「住宅ができるまで」3-最初のスケッチ - 建築家への相談 - 専門家プロファイル

廣部 剛司
代表取締役
建築家
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「住宅ができるまで」3-最初のスケッチ

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住宅ができるまで

住宅ができるまで」3-最初のスケッチ

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黒箱-渋谷H』の敷地は前回写真を掲載したように
間口が狭くて奥が広い「旗竿敷地」です。

ここでしばらく考えているうちに
一つのイメージが浮かびました。

密集地だけれども、ここにしかない「空」を獲得できるようにしよう。

ということです。

そのために敷地延長になっている幅の狭い部分にも
ある程度のボリュームの建物を建てる。
そのかわり、敷地の南側に「大きな外のリビングをとる」

(これは「外で暮らしたい」といわれていたクライアントの
ご要望にも合致しました)

そして建物の外周はできるだけ有効活用できるように
変形した敷地なりに外壁ラインを決める。

それから南北に風を抜くために三角形の北側端部に
坪庭を設ける。

そのあたりまでが、敷地に伺って想像したことです。

ここ場合は、土地購入の決裁がまだだったのですが
「大丈夫だと思います」とお答えしました。

さて、そしてノンスケールですが
すぐに描いたスケッチがこれです。


敷地の状況や、内容の難しさにもよりますが
やはり最初のイメージというのは建物の「方向性」を決めます。

この家は典型的に最初のイメージが最後まで引き継がれていった例です。

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次回はそのイメージをどう展開させていったか
を書こうと思います。

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