【No. 11】ここだけの話、自分に許している失敗は何回まで？

若狭 喜弘です。「Yoshi（よし）」とお呼びください。
コミュニケーションや心理学を学んできたコーチである若狭が、職場
で部下 や同僚の方に本来の能力を発揮していただくために「あなたがで
きること」のヒントをお伝えしていきます。


《ここだけの 話、自分に許している失敗は何回まで？》
うーんと、メール通信の発行が遅れるというのは、数えていたらやり
きれないほどの回数をしてい ますね。
本当にごめんなさい。

こういう話ではないですね。

本編に入ります。
例えば、

『会社内である人に声を掛けた。
でも、その人は忙しそうで、こちらの話を聞く前に頭上から怒鳴
られた。
それ からというもの、その人に声を掛けることをしていない。』

もしくは、

『ある人に、トレーニングの相手になってもら おうと声を掛けた。
理不尽な批判の言葉とともに拒絶された。
それからというもの、その人に限らず直接お願いすることが怖 い。』

このような体験はありませんか？
私Yoshiのサラリーマン時代の体験を、シンプルに、一方でデフォルメ
して 書きました。

これって、どういうことだと思いますか？

そりゃ、「あかんたれ」であるのは確かですが。
それ だけ繊細だということもできます。


これは、私Yoshiの体験を記すのですが、
１回の体験でも、十分な体験です。
状況や会話の詳細を十分に分析すると、ある種の結論が出ます。
それで十分なことが多々あります。


以下の両方とも正し いと思いますよ。

・とにかくたくさん体験することでしか前進しない。その回ごとに
違うものだから。
・１回 でも十分である。十分な分析で判断することができる。現実
的に１回しか実施できないものもある。

前者は、分析を軽んじて いるし、何より失敗時の相手を大事にしてい
る印象がありません。
こういうタイプの人が「お宝」社員に「よく考えろ」というときには、
「自 分の体験を「お宝」社員も持っていると無邪気に信じている」「自
分が気づいたことは、「お宝」社員も今の段階でわかるはず」と思って
いる のでしょうか。余談でした。

後者は、自分の分析や判断のみを大事にしすぎています。
状況や相手によって、結果はまったく違い ます。結果を先回りして答
えを出しても、現実の答えはコミュニケーションの中にしかありません。
でも、心にブレーキがかかっている状態 です。


この『ブレーキの外し方』をプレゼントします。

でも、本当はもう既に心の中に答えはあるんですよ。

それでも１例として。

・自分の失敗は何回まで許せますか？
・それによって得ているものは何でしょうか？失ってい るもの
は何でしょうか？
・「亡くなる寸前の自分」から「今の自分」を振り返って、そ
のブレーキはど のよう程度の意味があるのでしょうか？

たとえば、「売り上げ目標」に心からコミットできなくても、「将来
の自分の姿」に必要な ことはわかりますよね？


『まずは、それが成功したときと失敗したときの結果をそれぞ
れきちんとイメー ジしましょう。
成功しても、その１回だけでは、それほど大したことではあ
りませんよね。成功が成功を呼ぶかもしれま せんが。
一方、失敗しても、最悪の事態になっても、それほど大した
ことではありません。
これをわ かった上で、もう１回やってみませんか？』

そう、最悪の事態も、本当に好きでやっていることであれば、そんな
に最悪の事態では ありません。
そして、本当に好きなことは誰も与えてくれません。
自分で見つけるしかないのです。
それは、転職ということで はなく、今置かれている状況の中で、お客
様との関係の中で、あなたが本当に大切にしていることです。
人は、マニアックといったり、フェ チと言ったりするかもしれません。
好きなものというのはそんなものです。

さあ、もう１回チャレンジしましょう。



【Question】
１． 職場では、どのようなコミュニケーションが行われていますか？
２．あなたがコーチなら、どのように関わりますか？


若狭 喜弘（Yoshi）


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《最新情報》
日本コー チ協会 京都チャプターの例会のご案内
お申込みは、Webサイト（ http://www.jca-kyoto.jp/）をご覧ください。
●６／２７(日) 例会
テーマ　　「可能性をひらく質問」
講師　　　（財）生涯学習開発財団認定コーチ
京都チャプター運営メンバー　　高橋 美佐氏
□日　時□　2010年6月27日（日）13：30～16：30
□場　所□　ウィングス京都
□ 参加費□　会員1,000円　　一般2,000円

●７／２５(日)例会
テーマ　　「ビジネス現場とコーチング」
講師　　 　（株）ミル総本社代表取締役　　藪 修弥氏
□日　時□　2010年7月25日（日）13：30～16：30
□場　所□　京都市内
□ 参加費□　会員2,000円　　一般3,000円

●草津駅前での辻落語の高座は終わりました。
応援ありがとうございました。
http://tenmayakouchi.blog.shinobi.jp/
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