借換えや一部繰り上げ返済を考える時のポイント - 住宅ローン選び - 専門家プロファイル

西垣戸  重成
EYE-PLUS コンサルティング事業部 部長
兵庫県
不動産コンサルタント

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対象:住宅資金・住宅ローン

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借換えや一部繰り上げ返済を考える時のポイント

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多くの方が陥る目先の金利

 「住宅ローンの借り換えか一部繰上げ返済を検討中ですが、固定金利と変動金利のどちらが良いのでしょうか?」という質問が多くあります。この借換えや一部繰り上げ返済を検討するきっかけとしては、現在の低金利や家計収支の悪化などが代表的な要因として挙げることがことができます。

 

ここで重要なことは、借り換えや一部繰上げ返済を検討する前に、現状を把握することなのです。現在の借入条件を基にシュミレーションした場合に、将来の家計がどのような状況となるものか、まずは確認することが最も大切なものとなります。ただ単に、借換えや一部繰上げ返済の検討だけでは済まされない場合も多くあります。

 

 例えば、お腹が痛いからと病院に行けば、患者の話だけで症状を見極めるお医者さんはいらっしゃいません。聴診器を当て、喉を診て、症状によってはエコーやレントゲン、そして場合によってはMRIと様々な視点から診察し、病名の特定と処置方法を考えるはずです。

 

住宅ローンにも同じようなことがいえます。目先の金利だけが問題ではなく、その裏に沢山の症状が隠れている場合があるのです。ただし、これはある程度の知識や経験がないと、対策の必要性と対策方法が分り難いものだといえます。

 

最初に将来のキャッシュフロー表の作成

 そこで、まず最初にすべきことは、ライフプランを考慮したキャッシュフローの作成です。将来の家計に対し、住宅ローンがどのような影響を与えるものなのか見極める必要があります。ここから出発すべきなのです。

 

もしこのキャッシュフロー表の確認により、現状でも家計収支が赤字になるようなリスクの存在がなければ、固定金利でも変動金利でも、現状よりも有利な条件のものならばいずれを選んでも良いものとなります。こうなれば損得で考えるより、将来の安心感に重点を置き選んでも良いものといえます。

 

一方、借換えや一部繰上げ返済を実行しても将来のリスクをカバーできなければ、同時に他の方法も検討する必要があります。例えば、可能であればご両親から相続時精算課税制度を利用し贈与を受けたり、場合によっては住替え、または奥さんが専業主婦であれば、就業していただくことも選択肢になることもあるでしょう。

 

借換えや一部繰上げ返済後のシュミレーションでその効果を確認

 次に大切なことは、借換えや一部繰上げ返済による効果の確認です。場合によっては、借り換えや一部繰上げ返済をしない方が良い場合もあり得ます。ただし、多くの場合にはプラスに働き、その結果、将来に希望が生まれより充実した人生を送っていただけるかも知れません。または、利息軽減効果から退職後の預貯金が増加したり、赤字だった家計部分が黒字に転換することもあり得ます。

 

足元の確認ができれば安心感が違います!

 いかがでしょうか、上記のように現状と将来の確認ができれば、安心感が違うと思いませんか?この確認は決して難しいものではありません。数時間あれば十分に確認ができる作業です。例えシュミレーションの結果があまり良くなくとも、突然に訪れるものではなく事前に予想できることに大きな価値があります。

『確認することで得にはなっても損はない!』と申し上げても良いものだと思います。皆さんはどう感じられますか?

 

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