お金を預けたときにつくのが利息

　こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。

　お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。

　お金を貸したり借りたりしたときに、借りた側が貸した側に支払う対価のことを利子、自分がもらうものを利息といいます。どちらも同じ意味ですから、厳密な使い分けは気にしなくても大丈夫。

　金融機関でお金を預けたときに支払われるのが預金利息。1994年以降、日本の銀行などの金融機関は、すべての預金金利の利息を自由に決めることができるようになりました。

　銀行預金と聞いてすぐに思い出すのは、普通預金と定期預金ですね。普通預金の口座は、お給料の振込や公共料金の引き落としなどに使われていまが、お金の出し入れが自由にできる分、利息は低く現在では0.04％くらいです。増やすという目的には向かないので、生活に必要な金額以上にお金は入れておかないようにしましょう。総合口座とは、普通預金に定期預金などがセットされたもの。万一普通預金の残高が不足した場合は、セットされた定期預金を担保に融資が受けられる仕組みです。

　定期預金はというと、いくつかの種類があります。また同じ種類の定期預金でも、いろいろな預入期間から選ぶことができます。

　次回は定期預金の上手な選び方を。

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