- 沼田 順
- Office JUN 代表
- 兵庫県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
上書き保存されてしまったので、念のため再掲載します。
なお、13日時点においても下記の動向に変化はありません。
金曜日のNY市場の大幅下落を受けて、月曜日の日経平均株価は380円安と
今年最大の下げ幅となりました。
また、株式市場から逃げたお金が、債券市場に 向かい長期金利は
月曜日の終値で1.225%まで低下しました。
これには以下の原因が考えられます。
当初は、中国やインドといった新興国の景気 回復に引っ張られる形で、
先進国といわれる日米欧の景気も徐々に回復していくだろうという
シナリオが有力でした。
しかし、アメリカや日本の経済指標が予想 よりも弱いところに、
欧州の財政・金融不安が重なり、先進国はこのまま景気回復しないのでは
ないかという悲観論が徐々に強くなってきました。
今後もこのような不安定な動きは当面継続するものと考えられます。
このような状態になると、どうしてもお金は債券市場に向かいやすくなり、
長期金利は低下します。
アナリストの予想でも長期金利の幅は1.1%~1.4%に集中しており、
再度1.2%割れが起こる可能性は充分にあります。
こうなると長期金利に連動するフラット等の全期間固定金利型は
さらに金利が下がる可能性が強まります。
6月分のフラット35の最低金利は2.41%でした が、
7月分は横ばいかさらに低下する可能性もあります。
変動金利が日本銀行の政策金利0.1%に連動している関係で
なかなか下がらない中、今後はますます 金利の選択に悩むところです。
しかし、ここまで長期金利が低下するのはある意味チャンスでもあり、
返済計画が立てやすい全期間固定金利型で変動 金利リスクを負わない選択が、
現在は一番ベターではないかと感じています。
沼田 順
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このコラムの執筆専門家
- 沼田 順
- (兵庫県 / ファイナンシャルプランナー)
- Office JUN 代表
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