「自分にも社会にも役に立つ生き方」って… - キャリアデザイン - 専門家プロファイル

杉山 孝
株式会社キャリア・クリエイト 代表取締役 人材コンサルタント
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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「自分にも社会にも役に立つ生き方」って…

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キャリア理論家列伝Vol4は、米国の心理学者サニー・ハンセン。ハンセンは、グローバル化によって、仕事や家庭、教育、男女の役割等社会が激変を遂げる中、意味のある人生を送るには、自分自身の価値観や家族のことだけでなく、社会にも目を向けることが大切だと言っています。「どうすれば自分自身のニーズを満たせるかということと併せて、地域・社会の問題やニーズを解決するために自分に何が出来るかを考えよう」ということですね。

 

 

「格差社会」「雇用の二極化」「先行き不透明」「景気後退」等々、ネガティブなキーワードが喧伝され、「人のことなんか構ってられるか…」なんて気持ちになっちゃう現代だからこそ、大切にしなくちゃいけない視点なのかもしれません。

 

 

また、ハンセンは、人生をパッチワークに例え、「仕事」「愛(家庭・子育て)」「学習」「余暇(仕事以外の活動)」の4つをバランスよくつなぎ合わせていくことが大切だとも言っています。「オンとオフ」「仕事とプライベート」などと、人生における役割を分けて考えるんじゃなく、「様々なパッチをつなぎ合わせて1枚の大きくきれいな布に仕上げましょう」ということなんでしょう。

 

 

『地域や社会のために働くことが、自分自身の幸せにつながる』って素敵なコトじゃありませんか。最初は身近な出来ることから、小さなパッチを少しづつつなぎ合わせることから、はじめてみませんか?!

 

 

 

※当コラムは、2007年9月~2010年3月まで11回にわたり「十人十色」(発行:静岡暖快倶楽部)に掲載された内容に一部修正を加えたものです。

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