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論理と感性の関係性とは?(ロジカルシンキング)

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論理と感性の関係性とは


こんにちは。牛山です。

さて、今日は議論がよく別れる小論文の論理と感性についてお話しを致します。
論理的な文章こそが素晴らしいのだ、感性、感情という部分にメスを入れることなく、とにかく論理的に書くようにしなさい。

こういう主張が昔からあります。従来はむしろこのような主張がスタンダードでした。これを一刀両断したのが、「小論文技術習得講義」(エール出版社)です。

小論文の世界に感性が極めて重要であると説いた書籍としては日本では初に近いかなと思います。あそこまで感性を重視した小論文の本はありませんでしたからね。

実のところはどうなんでしょうか。私自身は感性の重要性について、添削者の頭の中の構造と論理の不完全性を元に解説を入れています。

実は、この感性が重要な理由と言うのはもっと本質的な部分にあります。どういうことかと言うと、論理そのものが論理的であるには感性が必要だという事なんです。


ある主張が論理的であるかどうかというのは、聞き手の価値感のフィルターを通して判断されています。つまり、多くの人のこのフィルターを手探りで感じる事ができなければ文章というのは本質的に論理的にはなり得ません。

AはBである
という主張が真か偽であるかは、科学的な命題である場合は真偽が明確に分かりますが、基本的に小論文の世界のロジックというのは帰納法か演繹法によって形成されるロジックです。

つまり、真か偽かは基本的にその演繹、帰納というロジックによって判断されていて、その判断の元になっているのは人の価値感です。
ここはもっと詳しく解説しないと分からないところかもしれないですね。

なぜ説得が必要なのではなくて、納得が必要なのか。小論文は今まで人を説得する文章だという類の指導がされる事が一般的でした。しかしそのような文章が点数が低くなり説得力が無くなる最大の理由は自分の価値観を起点としたロジック形成をする事がイコール、論理的な文章であるという、勘違いがある為です。

ある文章が論理的であるかどうかというのは、読み手の価値感によります。だから書き手の頭の中の発想としては、説得するように書こうとするのではなく、納得してもらうという前提で書き進める必要があります。
この部分が論理的にも理解できていない人は文章はまず論理的に、そして論理的でありさえすればいいという類の主張になります。ただ、こういう指導というのがまかり通っているのも現実であり、実力がある人は、それでもなんとか立ち回りますが、まだ能力が未開発の段階にある人は伸び悩むという状態になります。

今日は論理と感性の関係性についてお話しました。

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