私はその夜、被災地に入りました 11 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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私はその夜、被災地に入りました 11

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●建物の安全性を求めて ☆阪神大震災体験記
 しばらく走っていると西の空が赤く染まっているのが見えてきた。
 三宮を過ぎて兵庫辺りまで来ると火災の炎が肉眼ではっきり見ることが出来た。今までに何度か火災現場を目撃したことが有るが、町単位での火災は初めての体験だ。
 依然として渋滞がひどい。道の両サイドの建物が燃えている。ボンネットに火の粉が雪の様に落ちてくる。誰かの車のガソリンに引火したら…。燃えている建物が崩れてきたら…
 咄嗟の出来事に対応出来る様シートベルトを外した。
火事の輻射熱で顔が暑い。冬にも関わらずクーラーを入れた。やっとの思いで長田迄来たが渋滞でいよいよ車が動かなくなった。
 近くにたまたま警官がいたのでこの先の様子を聞いた。消火作業に海水を使用しているため消防ホースが43号線を横断している。この先で道路封鎖しているとのこと。
 須磨迄行くには火災の一番激しい処を抜けて一旦北側に回り大きく迂回しながら須磨に出る道を探せとのこと。ここまで来たら行くしかない。
 車を北に向けてノロノロと走り出した。JR高架付近まで来ると今度は自警団風の人が道路を封鎖している。
先ほどこの先で走行中の車が引火して路上で炎上しているとの事。この道を突き切るのは自殺行為だからやめろと言う。引き返して一旦東へ向かいさらに大きく迂回しなければならない。渋滞を考えるととても出来ない。

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