今回は、専門家(住宅系分野)の見極め方について、簡単に整理してみましたので、参考にしてみて下さい。(オールアバウトプロファイルに関しても同様。)
・専門家の経歴からの分類
1.マスコミ(新聞社・雑誌社・広告関連会社など)業界において、取材や記事の執筆などの経歴
2.民間企業(不動産業界に)での経歴(A:実務・現場を知る者、B:実務・現場を知らない者の2つに分類)
3.研究所(シンクタンク)などで研究してきた経歴
4.公的な機関(役所・官庁等)での、従事してきた経歴
・専門家が望む、業務の最終的な目標
1.不動産(マンション・戸建・土地等)の売買(購入か・売却か)を顧客にしてもらうこと
2.不動産(マンション・戸建・土地等)の売買の仲介に、自社(自分)が関わること
3.純粋に助言(アドバイス)・コンサルティングすること
・専門分野について(幾つかセグメント)
1.不動産系⇒ 1(土地・戸建・マンション) 2(新築物件・中古物件) 3(居住用・投資用)
2.建築系 ⇒ 1(戸建・マンション) 2(設計・施工)
3.金融系 ⇒ 1(住宅ローン・保険・年金・家計診断等)
4.税務系 ⇒ 1(所得税・相続税・法人税) 2(確定申告)
5.管理・メンテ系 ⇒ 1(管理組合・修繕計画・管理費のコストダウン診断他)
以上のように区分しましたが、自分が聞きたい分野について、その得意分野・専門分野に特化している専門家を選択することが、間違いのない選択であろうと思います。
専門家の経歴などは十分に注視してみて下さい。
保有資格についても、ペーパードライバーのように書籍・文書のみの知識があるだけで、実務経験が無い場合には注意が必要です。
最後に、私のアドバイスとしては、利害関係のある方(利益相反)、売買当事者になったり、仲介する方というのは、顧客の最大利益を優先することはありません。また、自分の専門分野でない領域についての助言(アドバイス)をする方というのも、?ですね。
⇒ 入口ではアドバイス・コンサルティングを行いますが、最終的には売買や仲介を目的としているケースが、結構ありますので、よく注視してみて下さい。
従いまして、例えば、不動産会社の営業マンというのは、お客様に買ってもらうか、不動産取引の仲介(取引)に関与させてもらうことが、収益の源泉ですので、本当の意味では100%信頼できるかというと困難であろうと考えられます。
⇒ 理由は、顧客の利益よりも自社(不動産会社)の利益を優先するのが企業ですから。
今後、専門家を選択される際のご参考になれば幸いです。
以上
私の得意(専門)分野を参考までに以下に整理します。
1.新築マンション(東京都、近郊エリア)、(大規模マンション・ファミリータイプのマンション)
2.販売現場を熟知しています。(事業者・販売会社の両方で約20年のキャリア)
⇒ 価格(値引き)・サービス(オプション・家具・その他)、広告・販売促進活動など。
3.契約時・後のトラブル、引渡時・後のトラブル (売主として数多くのお客様と交渉、協議を経験済み。)
※私の場合、純粋にコンサルティング・アドバイスすることが目的です。(買ったり、売ったりすることを望みません。) お客様が、マンション購入に成功することのお役に立つ為にサポートすることが私の業務(使命)となっていますので。
※私のCM ⇒ http://cmizer.com/mypage/cm/84987
※私のブログ ⇒ http://fanblogs.jp/iimansion/
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