- 木和田 雅朗
- FP事務所らいふ工房 代表
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:教育資金・教育ローン
お子様の教育資金を蓄える手段の一つとして
こども(学資)保険があります。
そのこども保険のかけ方についてのお話です。
仮に、構成が以下のとおりの家族とします。
ご主人さん30歳
奥さん30歳
お子さん(男)0歳
で、このご夫婦さんがこども保険を検討しています。
プラン内容等は・・・
(1)保険料払込期間18年
(2)学資金500万円
お子さんが18の時に満期金(学資金)500万円を
受け取れるというものです。
このケースで、保険料をある保険会社で試算してみました。
ご主人さんを契約者とした場合の月払い保険料は
20,700円でした。
一方、奥さんを契約者とした場合の月払い保険料は
20,650円でした。
ご主人さんと奥さんは同じ年齢(30歳)ですが、
奥さんを契約者にすることで、
毎月50円
1年で600円
18年トータルで10,800円
も保険料を節約することができます。
*ちなみにこの保険会社の場合、奥さんが33歳まででしたら
保険料は20,650円で、34歳で20,700円という結果がでました。
こども保険は契約者をご主人さんか奥さんか、
要は男性か女性かによって保険料が変わるということですね。
ただし、女性のほうが保険料を抑えられるからといって、
奥さんが必ずしも契約者になれるとは限りません。
契約者=保険料負担人(保険法第2条)
ですので、保険会社が定めた一定の収入があることが
大前提となりますのでご注意を!
こども保険のしくみや保険料のシミュレーションなどは
保険に詳しいファイナンシャルプランナーへお問い合わせくださいね。
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