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中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月02日更新

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広報のスキルアップに必要なこと

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なぜ人材流動性が高いのか

 

なぜかこの広報業界は、人材の流動性が高いという特徴があります。もちろん、この様な状況は広報業界特有ではなく他の業界でも言えることだとは思いますが、個人的には余り誇れたことではないと考えています。

 

転職のパターンも企業でのPR担当を転々とする者、PR会社を渡り歩く者、交互に転々とする者とさまざまです。単に年収のアップを狙ってジョブホッパーの様な転職の仕方を繰り返す方も少なくはないと思います。

 

企業において広報のポジションが確立できていない、またPR会社においても研修制度など、人を育てていくということがなかなか出来ていないことなどが原因のひとつではないかと推測します。

 

しかし中には勘違いの転職組がいることも事実です。確かに広報マンの力量を表現する言葉に、引き出しの多さと言います。経験や切り口などが豊富という意味ですが、単に経験を積めば得られるものではありません。

 

単に大きなクライアントを経験したからといって、高度な広報スキルが身につく訳ではありません。大きなクライアントはそれ自体にニュース性があり、報道されて当然という側面を持っていることも事実です。

 

広報担当者の価値は、大きな切り口を確実により大きくということもありますが、ニュースが無いところから如何に価値を発掘し、世の中の動きと照らし合わせ、社会的価値に結び付け報道を勝ち取るかだと思います。

 

スキルアップに必要なこと

 

広報業界には、企業独自のやり方もさることながら、業界独特の傾向などがあります。それらを知っていることは強みでもあるのでしょうが、単に転々としていても身に付くものではないと言えます。

 

大事なのは、何を担当したかどの様な業務を行ったかではありません。その仕事から何を学んだかが重要なことだと思います。軽視されているクリッピング業務でもスキルが向上する人とそうでない人は格段に差がでます。

 

また人や会社が嫌で転職した人もいるでしょう。しかし残念ながら注目されているとはいえ、まだまだ広報の位置付けは高くはなく、どこも同じ環境であると言っても過言ではありません。

 

自身の環境で課題を見つけた場合、どの様に改善策を見出し、そして実行努力をしたかが大事だと思います。これが出来なければ、転職しても同じような経験の繰り返しで、得るものは無いのではないでしょうか。

 

逆にこの様な経験を積んでいけば自然に広報スキルも身に付きます。なぜなら企業広報の7割程は社内調整業務なのです。この部分を無視している人が非常に多く、乗り越えなければあとの3割の業務も生かされません。

 

自身が如何に所属する会社に溶け込むかは、広報担当者として如何に会社に入り込むかということです。逃げるのではなく改善していく、何をするかではなく、何を吸収できるかという意識が非常に大事だと思います。


 

【ポイント】

1.転職を繰り返してもスキルアップにはつながらない
2.何を担当するかではなく、何を吸収できたかが大事
3.自身の周りの環境改善も広報担当として大事な仕事


ご参考:広報力向上ブログ http://ameblo.jp/1koho/

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