農業に学ぶスケジューリング

こんにちは。

毎朝1時間の土いじりを日課にしているロゴスタの古庄です。

趣味で野菜やハーブを育て始めてから1年になります。

自宅の畑で栽培しているのですが、ハウス栽培ではない露地栽培なので

天候の影響をまともに受けます。

明日作業しようと思っていても雨が降ってできない事などよくあります。

畑に定植する1週間前までに堆肥などを鋤き込んだり、2週間前までには

石灰を撒いて土壌の調整を行ったりと、予定は詰まっているのに天候不良で

ずれていってしまう…。常に天気予報をチェックし、しなければいけない事を

逆算しスケジュールを立てていきます。これが難しいこと。

このスケジューリングの立て方、起業時のそれにも似ています。

誰もが起業を決断したとき、十分な準備期間を用意している…筈です。

少なくとも起業を思い立ったその時は。

しかし起業に向けて日々慌ただしく過ごしていると、余裕が無くなってきている

事に気が付きます。

「あんなに時間あった筈なのに…」

時間がないのであらゆる事が「やっつけ」になってしまう事も少なくありません。

実際私の所にも「とにかく急ぎで！」というご注文を頂く事があります。

これは先ほどお話した「逆算」が甘かったとしか言えません。

お店などの場合オープン前にしなければいけない事は盛り沢山です。

看板、メニュー、DM、フライヤー、リーフレット、名刺、ショップカード…。

それら全てに制作日数がかかります。そしてここに掲載するお店の顔である「ロゴ」

にも制作日数が必要です。

仮にオープン1ヶ月前には宣伝を始めたい、とします。

するとそれまでに名刺やショップカード、フライヤーが必要になりますので、その

印刷〜納品までの日数を1週間としましょう。

その制作物にもデザインが必要ですので更に1週間。

そこに掲載するロゴの制作〜納品まで早くて2週間。

つまり最低でもオープン2ヶ月前までにはロゴの「発注」が済んでいないと苦しく

なります。これでもかなりキツいスケジュールです。

短納期でのご注文があれば出来る限りお応えしていますが、可能であればじっくり

打ち合わせを重ねていく時間を設けていただければ、ご納得頂けるロゴが完成する

かと思います。

考えるのに早すぎる事はありませんので、余裕をもったスケジューリングを。

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