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閲覧数順 2024年04月19日更新

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6月の住宅ローン、金利決定までのプロセス

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6月の全期間固定金利は、三井住友銀行では5月より0.07%下がり、

3.16%になっています。

また変動金利は優遇無しで、2.475%と前月と同じになりました。

(普通は優遇があるのでもう少し低くなります)


5月は中旬にかけて、景気回復期待と欧州の財政・金融不安の後退で

長期金利は1.4%程度まで上昇しました。

(景気回復期待は株価が上がる一方で代わりに債券が売られるので長期金利は上昇します、

また欧州の財政・金融不安の後退も同様です)


しかし、下旬になると、欧州の財政・金融不安が再燃し、世界同時株安となったため、

上記と逆の動きとなり長期金利は一時1.2%を割り込みました。

これが今回の固定金利のさらなる引き下げにつながったものと考えられます。



5月の0.04%と合わせると、実に0.11%も金利が低下したことになります。

住宅ローンの金利はあくまで実行時の金利が適用されるため、

6月の人もラッキーだったと言えるでしょう。


このように固定金利は長期金利の動きに左右されます。

欧州の財政・金融不安に、中国の金融引き締め、北朝鮮情勢の緊迫化と

世界の金融市場は非常に不安定な動きとなっています。

長期固定金利を考えている人は実行時前の長期金利の動向には充分注意して、

確認しておきましょう。


沼田 順


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