リリースは数打ちゃ当たるのか? - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月10日更新

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リリースは数打ちゃ当たるのか?

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一斉配布のデメリット

最近、広報活動はリリースに始まりリリースに終わるという風潮があるように思えます。多くの広報セミナーでとにかくリリースを数多く出すのが成功のカギだと言われている様ですが、確かに半分は当たっています。

 

これから広報を始める方に対し、社内から情報を収集し、積極的に情報発信を行っていこうという意味では間違いない事です。しかしそれは、一斉配布に値するニュース性がなければならないというのが大前提です。

 

この前提には規模は関係ありません。中小企業でも上場企業であっても同様です。食品やメーカーなどで毎週のようにリリースを配布する上場企業がありますが、だからといって毎週報道されている訳ではありません。

 

ニュースリリースの一斉配布というのは、瞬時に多くのメディアに情報を伝えられるというメリットがあります。ニュース性が大きければ同時に多く報道される可能性があるので非常に効果的な手法と言えます。

 

しかしニュース性が低い場合はどうでしょうか。恐らく「誰かが書くだろう」と思う記者が多いのでしょう。また記事の書きようのないリリースを送り続けることは発信元のイメージを悪くしていると言わざるを得ません。

 

リリースを配布するのは報道されるためですが、個別案件のニュース性を吟味して発表方法を決定しなければ、良かれと思って送付しても効果がないばかりか、マイナスの印象を与えている可能性もある訳です。

 

案件毎に発表方法の検討を

 

ニュース性が高い場合の成功例は、一斉配布などにより第一弾として多くの報道がされ、次いで追っかけ記事や追加取材などにより第二弾、第三弾と報道が効果的に連鎖することであると言えます。

 

ではニュース性が低い場合は、リリースを一斉配布して報道されずに終わるよりは、個別取材に持ち込み効果的な記事報道を確実に取っておくということが重要になります。報道がされなければ連鎖の可能性もゼロです。

 

現在ではインターネットが進化し、ニュース性の有無とは関係なく複数のメディア?に掲載されるというサービスがあります。また有料で確実に掲載するというものも増えてきているのは確かです。

 

これらの環境の利用の可否はともかく、どうせ載るなら真っ先に使わなくとも良いのではないでしょうか?発信手法は少ないよりは多い方が良い訳であり、手法の1つとして認識するのが重要だと思います。

 

また発表手法は複数存在するだけでなく、複数の手法を組合せて行う場合もあります。リリースは事象や決定事項などの事実を淡々と伝えるものですが、書けないことを個別取材時に持ち込むというパターンもあります。

 

広報素材を生かすも殺すも発表手法によります。単に発表=リリースの一斉配布と決めず、段階的に発信していくことも含め、貴重な広報素材をどう生かしていくかを毎回検討し対応していくことが重要だと思います。

 

【ポイント】

1.情報発信はリリースの一斉配布だけではない

2.発信方法は素材によって決めよ

3.広報素材は一度報道されれば終わりではない

 

ご参考:広報力向上ブログ http://ameblo.jp/1koho/

 

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