【よくある相談】 安く会社を設立するには? - 会社設立方法・手続 - 専門家プロファイル

辛島 政勇
株式会社FirstStep 取締役
大阪府
行政書士

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対象:会社設立

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【よくある相談】 安く会社を設立するには?

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  1. 法人・ビジネス
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「安くて簡単にできる」ということであれば、「株式会社」よりも「合同会社」のほうがいいでしょう。
設立も目的を問わず、とにかく安くて簡単にできる起業を目指されているのであれば、「LLP」や「合同会社」が適しています。ただし、LLPには法人格がないため、合同会社について説明させて頂きます。

 

【合同会社の特徴1 設立費用が安い】

設立費用についてですが、「LLP」は登録免許税6万円のみ、「合同会社」は登録免許税6万円、印紙税4万円の合わせて10万円です。 
一方、「株式会社」は登録免許税15万円、印紙税4万円、定款認証費用5万円の合わせて最低でも約24万円の費用がかかります。 
つまり、「LLP」をつくるのがもっとも安いですが、「合同会社」も「株式会社」よりはかなり安くつくることができます。(専門家に依頼すれば、司法書士報酬等の別途費用もかかります)

【合同会社の特徴2 設立後の手続きが簡単】

設立後の手続きですが、「株式会社」の場合、決算公告が義務付けられています。
また、取締役の任期は最長10年で、10年毎に登記が必要です。一方、「合同会社」「LLP」については、決算公告の義務や取締役の任期はありません。

☆注意点

現在では、「合同会社」よりも「株式会社」のほうがブランド力があり、信用力も高いという利点はあります。また「合名会社」「合資会社」も、「合同会社」同様に「安くて簡単にできる」会社です(ただし知名度は低いですが……)。

 

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 税理士・行政書士  辛島 政勇  Karashima Masao
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