子供にとっての家 その2としてお話ししたいのはリビングについて。
リビングは、家族団らんの場というふうにも言われますが、家族心理学の面から言うと子供にとっては「コミュニケーションを磨く場」でもあります。
将来社会に出ると、同じ世代の人間とばかり話をするのではなく、数十歳離れた人とコミュニケーションが主体になってきます。そういった時にコミュニケーションが
スムーズに出来る人間性を磨いておくのはとても重要です。
子供にとって、親と話をするのは世代を超えたコミュニケーションの原型みたいなところがあります。ですので、リビングは将来子供が社会に出るためには欠かせない環境です。
しかし、今多くの家のリビングコミュニケーションが無く、TV中心の場となっているのは、今の時代を象徴しているように感じています。
そういったことも含めてぜひ一度考えてみてください。
今のあなたの家のリビングはどのような状況ですか?
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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